My Photo
August 2024
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

Recent Trackbacks

無料ブログはココログ

« 重慶編 | Main | 当陽編 »

2003.12.29

四川省編

時系列目次へ / 省別目次へ

みな さん、こんにちは。

 今回は四川省編です。四川省には2001年七月と2002年5月の二回行っ
ています。二回目の方は、学校の旅行で最近帰ってきたばかりです。

 53,三蘇祠

 ここは蘇東坡先生の故郷四川省眉山市にある蘇東坡先生一家である三蘇(蘇東
坡先生とそのお父様・蘇洵、弟君・蘇轍の三人を言う)を祭った場所です。ファ
ンにはうれしい、蘇東坡先生の母上・程氏と妹君・蘇小妹(架空の人物(^^:)の
像もあります。今は公園になっていて、当方が訪れたときはハスの花が満開でと
ても美しかったです。ちなみに眉山ではタクシーの初乗りが二元でした(^^:。あ
と、ここで売っている『記念蘇東坡誕辰九百五十周年』という小冊子は蘇東坡先
生関連遺跡巡りに必携のバイブルです。

 54,杜甫草堂

 成都市内にある『漢詩紀行』でおなじみの杜甫を記念して作られた公園。草堂
の方まで行こうとすれば中で別に入場券を買わなければなりません。周りに浣花
渓も流れており、当方はその辺を散歩してみました。ただ、浣花渓は現在半ばど
ぶ川化しております。

 55,武侯祠

 ここは元々は劉備の墓でしたが、後に諸葛亮をまつる廟になってしまったとい
う場所です。まあ、入り口には一応「昭烈帝墓」みたいな額が掲げられておりま
すが……。ここは三国ファンにはおなじみでしょう。

 56,青羊宮

 ここは道観です。それ以外はあまり覚えていないのですが(^^:、入場料が一元
と超お買い得だったことだけは記憶に鮮明です。

 57,楽山大仏

 世界遺産になった大仏。何でも以前は世界二位の石刻座仏だったそうですが、
タリバンが一位だった仏様を破壊したため「繰り上げ一位」になった模様。写真
で見ると抜けた顔をしている仏様ですが、実際に見ると意外ときりっとした顔を
なさっております。実は蘇東坡先生もここを通過しており、現存する最初の詩は
ここを詠んだものです。というわけで、「蘇東坡読書処」という楽しい場所も残
されております。

 58,峨眉山

 ここも世界遺産。バスで頂上付近まであがれます。当方は頂上付近しか見てい
ませんが、まさに仙人が出てきそうな山ですね。芥川龍之介の『杜子春』を思い
出しました。

 59,都江堰

 ここも世界遺産。李氷親子が大昔(戦国時代くらいかな?)に作った水利工事
跡。いろいろとガイドさんの説明を聞いていると古代人の知恵の偉大さに感心さ
せられます。風景としてもなかなかすばらしく世界遺産の名に恥じぬ観光地です。

 60,青城山

 ここも世界遺産。何でも五斗米道発祥の地だそうです。でも、何でここで発祥
した五斗米道が漢中あたりに割拠していたのかはちょっとわかりません。ここは
時間の関係でざっと見ただけなのであまり良い印象はありません。

 61,三星堆博物館

 ここは、「目玉ビヨヨ~ン仮面」で有名な出土品を集めた博物館。新しいので
設備が素晴らしかったです。確かに特徴ある出土品が多いのですが、玉壁や玉ソ
ウなどは中原と同じだったような気がします。

 ……と、これくらいですかね。本当は九塞溝が一番のおすすめなのですが、遺
跡ではないので省略します。あと、四川名物である「仮面が変わる劇」は加州花
園酒店とか言うホテルで八時からやっています。(バス停「会展中心」の近く)

 ではでは、再見!!

02/05/26(日) 07:56 河村 豊(HQE01543@nifty.ne.jp)

時系列目次へ / 省別目次へ

« 重慶編 | Main | 当陽編 »

中国遺跡巡り」カテゴリの記事

Comments

Post a comment

Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.

(Not displayed with comment.)

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 四川省編:

« 重慶編 | Main | 当陽編 »