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2003.12.29

承徳編

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みな さん、こんにちは。

 今回はメジャーな場所というわけで、承徳にしました。何と言っても世界遺産
ですから、一応メジャーにしておいてもバチは当たらないでしょう(^^;。ちなみ
に承徳は、街が小さい、ゴミだらけ、電柱に法輪功の宣伝ビラ発見、などの印象
があります。が、一番の印象は、とにかく暑い、ということでした。ここは、皇
帝の避暑地だったはずなのですが、むちゃくちゃ暑かったです。また、ここで印
象的だったのは安宿(一泊20元くらい)のおじいさん。むちゃくちゃやすい宿
に(中国人に化けて)泊まったのですが、そこのおじいさんのサービスが素晴ら
しかったです。

 ちなみに避暑山荘と外八廟が世界遺産です。外八廟については、記憶を補完す
る写真が出てこないので、完全におぼろげな記憶が頼りです。で、おぼろげな記
憶によると、普佑寺は工事中、溥仁寺は存在せず、殊像寺は記憶なし……という
状況です。というわけで、外八廟は、五つだけ紹介します。

148,避暑山荘

 ここは、清王朝の歴代皇帝が夏の間住んでいた場所。というわけで、故宮と同
じような機能を持っていたのですが、故宮よりは地味目。私にとっては、ここは
『戯説乾隆』の撮影場所になったという意味合いの方が強いです。実際、「ここ
はあのシーン」という場所もありました。(二三カ所だけですが)

 149,安遠廟

 外八廟の一つ。ここは、小さいながらもチベット仏教の雰囲気があって、なか
なかよかったです。あと、ここだったか、次の普楽寺だったか、高台にあって、
他の外八廟の全景なども見ることが出来てなかなかよかったです。(実際に行く
より、ここで見た方がきれいという気も……(^^;)

 150,普楽寺

 外八廟の一つ。ここは、北京の天壇風の建物があります。

151,普寧寺

 外八廟の一つ。ここには世界最大の木彫り観音像があります。確かに大きく、
迫力がありました。

 152,須彌福寿之廟

 パンチェンラマの寺を模して造られたというお寺さん。やはり、外八廟の一つ
です。かなりでかいですが、壁の赤い塗装がはげてきていて、ちょっとみすぼら
しいかな、という気もしました。

 153,普陀宗乗之廟

 ここも、外八廟の一つ。ポタラ宮を模して造られたそうですが、やはり、塗装
がはげてきていて……う~ん、な感じです。ここに来て、本物のポタラ宮を見た
くなりました。(ただ、規模はやたらでかいです)

 154,金嶺山長城

 承徳から北京に行く途中(北京市と河北省の省境)にある万里の長城の一部。
私は、承徳からバスで行きました。ここの観光は、登山になります。私が行った
のは夏だったので、かなりきつかったです。ここから、司馬台まで歩いて行ける
そうなので、時間と体力のある方は是非挑戦してみてください。

 というわけで、今月は承徳でした。ちなみに承徳といえば、中国では有名な飲
料「露露」の本社があることで有名です。で、「露露」の本社に行って、「露露」
のみ放題とか、やってみたかったのですが時間の関係上断念しました。(たぶん
行っても出来ないと思います(^^;) まあ、私的には、『戯説乾隆』のロケ地を
見ることが出来ただけで満足でした。

 それでは、また。

03/12/06(土) 21:27 河村 豊(HQE01543@nifty.ne.jp)

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