孫志剛事件
ちょっと古い話になりますが、この事件も大問題になりました。
広州で仕事をしていた孫志剛という青年が、夜一人で歩いていたところ、警察から身分証明書の提示を求められましたが、身分証明書を携帯していなかったため「三無人員」(三種類の証明書を持っていない人)として、収容所に送られてしまいました。その収容所でひどい扱いを受けた孫青年は、その後死亡してしまいました。
たかだか身分証明書を持っていなかっただけで、前途有望(大学卒)な若者が死んでしまう……また、彼が貧乏な農村出身であったことなど、様々な原因でこの事件は大衆の注目を浴び、最終的に法律が改正され、同様の事件が再発することのないように措置が執られました。
この事件でわかったのは、中国で夜一人歩きすることは危険だということですね。犯罪者だけでなく、公安まであなたをねらっている……かも知れませんよ(^^;。
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