春節:かく過ごせり
中国では、旧正月のことを春節と言い、とても盛大に祝います。まあ、日本の元旦のようなものと思ってもらっていいと思いますが、爆竹をならしたり、故郷に帰ったり、おいしいものを食べたり……と言った感じで過ごします。
私の場合、今年の春節は、蘇州で過ごしました。蘇州では、大都市にしては珍しく市内での爆竹を禁止しておらず、みんな自由に爆竹をならしていました。実はかなり危険な状態なのですが、街は硝煙濛々とたちこめ……と言った感じになって、あちこちで爆発音が響いていますが、みんな家で年越しの準備をしているため、街の人通りは少なく、かなり異様な雰囲気でした。
個人的には、携帯のショートメール(短信)で年賀メールをつくって遊びました。西安時代の知り合いとか先生とか、いろんな人に送り、結構楽しかったです。メディアではこういう風潮を批判する傾向が強かったのですが、私個人としては、これを機会に普段会えない人とも連絡が取れるし、日本の年賀状のように面倒でもないし、いいことだと思います。
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こんばんは、正月の旅行は楽しかったようですね。
6年くらい前の春節の時期に天津に行った時のことですが、街中でも大通りからちょっとはずれると街灯もほとんどなく薄暗いなか街路樹に人間の子供くらいの大きさのミノムシがぶら下がっていました。まあ中国のミノムシはこんなに大きいのか等とは思いませんでしたが、何だろうと近寄っていったとき、すぐ近くで爆竹が轟音を立て、目の前のミノムシも実は爆竹でした。その爆竹はまだ爆発前で、よく見ると脇に火をつけようかと言う人が何人か見えました。中国旅行中で一番生命の危険を感じた瞬間かもしれません。それから、すぐ大通りへ出て、明るい道を選んでホテルへ帰る途中もあちこちで爆竹が鳴り響いていました。天津あたりではもう爆竹禁止になってるんでしょうか。ちょっと寂しい気もしますが、やっぱり勝手にやってるのは危ないですね。
Posted by: oachian | 2004.01.30 08:18 PM
子供大の爆竹ですか……しかも、木に吊してとは(^^;。事故が起きない方が不思議ですな。
私も今回の旅行中にマンションの窓から歩道に向かって爆竹を投げる困ったちゃんに遭遇しました。ああいうのは逮捕すべきですな。
あと、子供が遊んでいるのも危ないとおもいます。花火を上に向けているとか……危なくてしょうがないって図ですが、親はそばでそれを見ていて、笑って見ていたりします。ああいう親って、子供がケガをするまでわからないんでしょうね。
あと、『還珠格格』で小燕子が花火を上に向けて遊んでいるシーンがありましたが、台湾でもああいうのが標準の遊び方なんでしょうか? 私が初めてあのシーンを見たとき「よい子のみんなはまねしちゃダメ」と思いましたが……。
Posted by: 河村 豊 | 2004.01.30 10:37 PM