お手伝いさんのブランド?
いつも中国の悪口ばかりになってしまっているので、たまには普通の話題でも……
以前、北京では、四川省出身のお手伝いさんが「川妹子」と呼ばれ、重宝されてきたようです。つらい仕事にも耐え、家事もこなせるというのがその理由だったようです。しかし、最近になって四川省出身のお手伝いさんの評判が悪化したとのことです。なぜかと申しますと、まず、標準語が話せない、教養がないので子供に英語などを教えることが出来ない、基本的な家事をこなせる人が少ない、きつい仕事をいやがる……まあ、いろんな理由が挙げられていますが、要するに四川省出身と言うだけで、特別のお手伝いさんとしての訓練を受けていない普通の女の子が多いと言うことのようです。
それに対し、今人気があるのは、陝西省出身の「米脂婆姨」と呼ばれる新しいタイプのお手伝いさんです。何でも北京にくるまでに専門の学校で家政婦に必要な知識や職業意識、基礎教養をたたき込まれ、北京に来てからも研修期間を設け、優秀なお手伝いさん揃い、と言う触れ込みです。
ちなみに「米脂」というのは、陝西省の北部の地名で美人が多いことで有名な街のことです。まあ、子供に英語を教えることまで出来るというのですから、この「米脂婆姨」、侮ることはできませんね。
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