WHOの二つの評価
中国とWHOと言えば、SARS事件の折、WHOが中国の情報公開が甘すぎることにキレ、異例の「渡航自粛勧告」を出したことが思い浮かびます。あとは、中国がいぢわるをして、人の命がかかっているというのに台湾とWHOのやりとりを邪魔したり……というのも記憶に新しいところ。
ちょっと古いニュースになりますが、そのWHOがまた中国を非難する声明を出しました。
<鳥インフルエンザ>感染防止で中国に警告の声明 WHOWHO北京事務所は、鳥インフルエンザが広がっている中国について「感染拡大を封じ込める可能性はあるが、その可能性は日ごとに小さくなっている」と警告する声明を発表、WHOとの協力強化など、より迅速な対応を取るよう求めた。
やっぱり今回もいろいろとイライラしているのかも知れません<WHO。
ところが、中国メディアでは、全く別の評価が発表されています。
世??干事:相信中国政府有能力控制禽流感疫情中新网2月3日? 世界?生???干事李?郁日前在瑞士日内瓦?部表示,相信中国政府有能力控制目前?生在中国部分地区的禽流感疫情。
截止3日?止,中国已有九省市十一地?生了高致病性禽流感疫情或疑似疫情。中国政府已??包括??家禽、封?疫区、?制免疫、?格?控等系列??措施,使得疫情得到了有效控制。
世??干事李?郁?中国政府采取的?有力措施表示?迎。他?,中国正如抗?非典一?,在????国内力量防控疫情。
記事の内容は、WHOの総幹事が中国政府が鳥インフルエンザに対して有効な措置を執り、感染を抑え込むことが出来るだろうと言う見通しを語った、というものです。ただ、この人の姓は「李」ですので、中国人か韓国人である可能性が高いと思われます。
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