中国テレビ事情(3)
第三回目は、中国のドラマについてです。中国語でドラマは「連続劇」と言います。
まず、ドラマの内容はおいておいて、放映形態が大きく日本と違います。まず、何が違うかと言いますと日本のように、毎週一回というペースではなく、毎日放映するということです。だいたいのドラマは、平日は毎日、しかも、2回連続、と言う形式で放映されています。ということは、一日見逃すと2話分見逃したことになり、かなり痛いことになります。また、あるドラマにはまって「毎回欠かさずに見る」と言うことになると、毎日二時間近い時間がドラマ視聴に費やされることになります。
また、一本のドラマの回数も多く、だいたい全40回くらいあります。それらを一日二回づつ20日間(土日は休むというケースもありますが)放映し続けるわけです。全40回というのは、日本の週一回ペースにすると280日間かかることになり、これは9ヶ月を越える日数です。つまり、日本のドラマに比べると、中国のドラマはむちゃくちゃ長いということが言えます。
むちゃくちゃ長いと書きましたが、はっきり言って長すぎだと思います。どんなおもしろいドラマでも、第一回から第四十回までおもしろさを持続するのは難しいと見え、たいがい、どこかに「中だるみ」のような現象が見えます。
人によって、好みはあるでしょうが、私は日本の週一回方式の方がいいと思いますね。
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