平遙編
『中国移籍巡り』、今回は平ヨウ(ヨウは「はるか」という文字)編です。平ヨウといえば、泣く子も黙る世界遺産です。ここは、まるで時代劇のセットのような町並みが続き、しかもそれも全部ホンモノという実にすばらしい街です。実はこういう街は中国のあちこちにあるのですが、規模的にはここが一番でしょう。とにかく、歴史好きにはおすすめの街です。
169,平ヨウ城壁
ここは、平ヨウのシンボルともいえる場所でしょう。城壁自体は西安の城壁の方が規模的には大きいのですが、ここはなんと言っても上からの眺めが違います。是非とも上ってください。
170,長盛蔚
ここは、かなり大規模な商人の家の跡です。何でも一番調子のよかったときはロシアやモンゴルにまで商売に言っていたと言いますから、ある意味多国籍企業だったんですね。
171,百川通
ここは、票号(昔の銀行のようなもの)の跡だったかな? まともな写真が残っていたので紹介します。平ヨウの建物はだいたいこういう四合院です。
172、ヒョウ([金票])局跡
ヒョウ局とは、昔の運送屋さん兼荷物護衛の用心棒屋さんです。中国の時代劇にはよく出てきます。ここは本当は別の名前だったのですが、思い出せません(^^;。ここには、いろんな武器や練習場があって、男の子向けの遺跡です。
173,古衙署
ここは日本で言えばお奉行所跡です。昔のお役所跡ですね。ここでは、『包青天』コスプレをすることができます……っちゅ~か、やってしまいました(^^;。
174,双林寺
平ヨウの街からちょっと離れたところにあるお寺。ここも世界遺産です。外には迫力ある仁王様、中には足を崩して座っておられる観音様が印象的でした。
175,鎮国寺
ここも平ヨウの街からちょっと離れたところにあるお寺で、世界遺産。中には塑像が壁中に貼り付けてある場所がありましたが、水陸庵を見てしまったあとでは……(ry
以上です。実はほかにもいろいろ行ったのですが、名前と写真が一致しなくて紹介を断念しました。地下金庫とかがある票号(昔の銀行、日本風に言えば両替商?)あとなど、結構楽しいものが多かったです。まあ、この辺は行けばわかるということにしておきましょう(^^;。
次回は、これも世界遺産がある大同あたりを予定しております。
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