狂犬病に気をつけよう!!
日本ではほとんど無くなった狂犬病も中国では現役です。朝日コムで以下のような記事を見つけました。
狂犬病予防接種率5割切る ペット人気も危機感薄く飼い犬への接種が義務づけられている狂犬病ワクチンの接種率が、5割を切ったとみられることが、厚生労働省研究班の推計でわかった。ペットブームで、ワクチン接種への意識が低い人にも飼育が広がっていることなどが背景となっている。狂犬病は哺乳(ほにゅう)類に広く感染し、不法輸入された動物などを通じて持ち込まれる可能性があるため、厚労省は改めて接種を呼びかけている。
世界保健機関(WHO)によると、狂犬病による死者はアジア、アフリカを中心に毎年約5万人。ウイルスを持った犬、猫、コウモリなどにかまれて感染し、速やかな治療で助かる場合もあるが、いったん発症すると致死率は100%。(狂犬病予防接種率5割切る ペット人気も危機感薄く - asahi.com : サイエンス)
これは日本の話題ですが、中国での話題を探したら以下のような記事を見つけました。
中国で、狂犬病による死亡者が急増BBC News(11月25日付)によれば、中国で狂犬病による死者が急増しています。中国の報道によれば、1-9月の9ヶ月間で、約1,300名(1,297名)が死亡しており、去年の同時期の62%増とのことです。
これは、今年はじめ中国本土でパニックを起こしたSARSによる死者の349名のほぼ4倍に当たるとのことです。(■ペットポータル■: 中国で、狂犬病による死亡者が急増)
いったん発病したら致死率100%ということですので、SARSによる死者のほぼ4倍が死亡したというのもうなずける数字ですね。
ちなみに上記朝日コムより、狂犬病の説明を……。
〈狂犬病〉 感染した犬は大量の唾液(だえき)を垂らし、ふらついたり、興奮してかみついたりするなどの異常行動を示す。感染した犬やコウモリなどにかみつかれると人も感染し、発熱・のどの痛みなど風邪のような症状や、かまれた個所がかゆくなるなどの症状が出て、やがて不安感や錯乱、幻覚などが現れ、呼吸筋のまひなどで死に至る。 (狂犬病予防接種率5割切る ペット人気も危機感薄く - asahi.com : サイエンス)
つまり、よだれを垂らしてふらついていて興奮してかみついたりするような犬には絶対に近寄らないようにしなければならないと言うことですね。
というわけで、中国在住者のみなさま、犬に気をつけましょう(という前に狂犬病の予防接種をすればすむことかも?)
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