MotoGP イタリアの結果
昨日のMotoGPは久々に熱くなれました。なんと行っても日本人選手がトップ争いをしたのですから……。その日本人選手の名は玉田選手。
今シーズン唯一勝てそうな日本人選手として注目していたのですが、ブリジストンタイヤせいか、本人のライディングのせいか、ホンダのマシンの良さを生かすことが出来ず、玉田選手はずっと低迷していました。それが昨日は急にトップ争いを演じる大活躍……しかも、相手はあのロッシ選手です。まあ、パターン的には「直線で前に出る」→「第1コーナーのブレーキングでロッシ選手が前に」→「出られなくてもどっかのコーナーでパスされる」というパターンの繰り返しでしたが……。そうやってロッシ選手の前をふさいでいるうちに実力者のジベルノー選手が追いついてきて「やば」と思っていたら、案の定抜かれました。それでも、一周か二周はジベルノー選手の後ろで頑張っていたのですが、直線でスローダウンし、あえなくリタイヤ……でした。何でもタイヤのトラブルだったそうです。これは、同じブリジストンユーザーの中野選手が直線でタイヤがバーストし転倒したことと併せて、ちょっと心配な情報です。中野選手が転倒したときはたぶん時速300キロは出ていたと思います。しかも、そんな状態で身体が何回も縦に転がって、2~3回ほど頭を打っていました。幸い大きなケガはなかったようですが、次のスペイングランプリに出ることが出来るかどうか、本当に後遺症はないのかどうか、ちょっと心配です。
結局日本人で最上位だったのが阿部選手ですが、阿部選手も一瞬だけ魅せてくれました。急に雨が降ってきて、レースが中断したのですが、その後再開された第2ヒートでロケットスタートを決め、ホールショットを取ってくれました。実は私も最初は阿部選手だと気づかなくて、このロッシ選手と同じ色のマシンに乗っている選手は誰?と言う感じでしたが、よく考えると阿部選手でした。その後、結局7位に終わってしまいましたが、阿部選手が強かった頃を思い起こせる映像でしたね。
それ以外にも125ccでマシンを押して走りながらチェッカーを受けた宇井選手とか250ccで、トップ争いをしていたド・プニエ選手が最終コーナーでガス欠になり、結局4位(慣性でゴールイン)になってしまったり……長い直線で、スリップを使って、第1コーナーのブレーキングつっこみ合戦がたまらなく面白かったです(^^)。
最後にやはりロッシ選手はすごいですね。直線で抜かれてコーナーで抜き返すという展開を繰り返しながら、結局勝ってしまうんですから……。
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