MotoGPカタルニアの結果
昨日のMotoGPカタルニアGPも最高でした。
まず、125ccクラス:
勝ったバルベラ選手は一週目に23位にまで落ちた選手。3位に入ったニエト選手も一週目は17位でした。そんな選手が最後は上位争いするのですから、マンガみたいですよね(^^;。さらに、最後は「半馬身差」の勝負でした。競馬だったら、どっちが勝ったかわかるのですが、バイクレースだとビデオで見ないとわからないですね<半馬身差(^^;。それにしても、ここも前戦のムジェロと同じで、長い直線でのスリップストリーム合戦と第1コーナーのブレーキング突っ込み合戦が見応えのある好レースでしたね(^^)。
250ccクラス:
勝ったのはド・プニエ選手ですが、最後までペドロサ選手とのデッドヒートでこれも見応えのあるレースでした。日本の青山選手も6位に入る健闘……と言っていいのでしょうか。乗っているのはペドロサ選手と同じマシンなんですが……(^^;。
MotoGPクラス:
これはいろんな見所をもったレースでしたね。ロッシ選手がジベルノー選手とのデッドヒートを制した一戦でしたが、最後の3周くらいでバックマーカーになったスズキのケニーロバーツ選手がこの上位二台のあとをずっとついて、同じペースで走っていました。私も思わず応援してしまいましたが、さすがに遠慮したのか抜くまでは到りませんでしたね(^^;。勝ったロッシ選手ですが、ウイニングランでお医者さんの格好をするパフォーマンスを演じてくれました。表彰台にも聴診器をつけての登場でしたし、昔のやんちゃ坊主が戻ってきたみたいでうれしかったです。このようなパフォーマンスを用意すると言うことは、事前に勝ち目があるから出来ることで、そういう意味ではロッシ選手も自信がついてきたということなんでしょう。それ以外にもヤマハでは、メランドリ選手が3位(初表彰台)、チェカ選手が4位と、1位、3位、4位を占めることになり、高速コースと呼ばれるカタルニアでも十分戦闘力があることを示してくれました。
個人的にそれよりも評価したいのが中野選手です。先週、ムジェロで大事故を起こし、九死に一生を得た中野選手ですが、一週間後の昨日、元気にレースに復帰し、しかも、7位という好成績を残しました。これは、ホンダの実力者ビアッジ選手を抜いてのリザルトですので、とても価値がある結果だと思います。まあ、常人であればあんな事故の後、アクセルを開けるのをためらうところですが、さすがはGPライダーですね(^^)。
最後に先週見せ場を作った玉田選手ですが、序盤は4位争いをしていましたが、タイヤトラブルでリタイヤと言う残念な結果に終わってしまいました。それまでの走りが良かっただけに、今後のBSの対応が望まれるところです。
以上、急ぎ足で書きましたが、次のオランダアッセンが待ち遠しくなる展開でした。
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