トマトの食べ方
今回はトマトです。
中国でトマトの食べ方と言えば、すでに キュウリの食べ方のコメント欄で紹介したように、「生のまま何もつけずに丸かじり」と「砂糖をかけて食べる」があります。
特に私が衝撃を受けたのは砂糖の方でした。あれは私がまだ中国にきて間もない頃、とあるレストランで「西施雪を渡る」というきれいな名前のメニューをみつけ、「これはとてもおいしい料理に違いない」と思いこんだ私は、即座に注文しました。ちなみに西施とは有名な美人でして、その西施が雪を渡る……というのですから、イメージ的には確かにきれいな名前ですね。
そして、やってきた料理を見てビックリ、なんと生のトマトにグラニュー糖がかかっているだけの料理ではありませんか。この時点で自分の失敗を素直に認めるべきだったのですが、頑固な私は「あんな美しい名前の料理だ。これはとても意外性にとんだおいしい料理に違いない」と思いこんで、一口食べてみたのですが……結果は予想通りの四次元宇宙味でした(^^;。
……以後、どんなにすばらしい名前であってもメニューを見ただけで中身がわからない料理は注文できない体質になってしまいました(^^;。
それ以外にもトマトと言えば、「西紅柿炒鶏蛋」という料理を忘れてはいけません。これは、トマトと卵を炒めた料理で、中国のレストランでは定番とも言えるメニューです。たいていのレストランにあるので、昔は始めていった店では、まずこれを頼んでみてシェフの腕を試す……というようなこともやっていました。
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Posted by: 内田こうき | 2004.11.12 12:57 PM