反日感情だけじゃなかった?
たなぼたさんのところで、おもしろい記事を見つけました。なんと、中国のフーリガンは、韓国チームにもブーイングを行っていたというものです。
韓国にもやっていたとなると話がちょっと違ってきますね。なぜなら、中国サッカーには「恐韓症」という伝統的な病気(?)があるからです。
実は、中国代表チーム(サッカー)は、有史以来一回も韓国に勝ったことがないのです。そこで、中国のサッカーファンは、韓国チームのユニホームを見ただけで気持ち萎え萎え……というパブロフの犬状態になってしまいました。選手もどういうわけか、韓国戦になると実力を発揮できない(ように見える?)ことから、この「恐韓症」(韓国恐怖症)という言葉が生まれました。
で、韓国にブーイングという行為は、政治的な要因はあまり考えにくいので、考えられるとしたら、「中国と当たったら、絶対に勝てないから、その前に敗退していただこう」という他力本願的ファン心理の現れだと言えるでしょう。まあ、そう思うのは人間だから……ですみますが、それを実行に移してしまう行動力にはあきれてものが言えませんね(^^;。
ひるがえって、日本チームのことを考えますと、前回チャンピオンであり、今回も優勝候補ナンバーワンというのは、誰が見ても明らかでしたので、「この難敵を……」という前述の後ろ向きな他力本願的ファン心理が作用していたとも言えそうです。まあ、政治的要因が一番かもしれませんが、こういう最悪なファン心理が作用していた、という要素もあったと思います。
いずれにしても、こういう行為は最悪ですね。スポーツ国際大会を通して自国のイメージアップ……どころか、イメージダウンしてしまっているのですから、、、日本も韓国も、中国の発展に欠かせないパートナーですよ。民度が低ければ、チャンスもピンチになってしまうのですね。(このあたりは、ワールドカップで日本人が各参加国にどのように応対したかを思い出していただければ明らかだと思います)
このままでは、日本から北京オリンピックに訪れる観客は、危なすぎて中国に寄りつけないでしょう。そして、先進国の中でもっとも親中的なこの国家は、どんどん中国から離れて行かざるを得ませんね。
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