アジア杯:主持人、解説員語録
今回は、準決勝、決勝とテレビ観戦したのですが、中国が誇るスポーツチャンネルCCTV5のアナウンサー(主持人)と解説が、サッカーにそんなに詳しくない私が聞いても「そりゃないだろ~」という言動を連発。よって、ここに晒します。
~~準決勝編~~
1.中田浩二選手が途中交代で出てきたとき、解説氏曰く「ほ~、FWを変えてきましたね~」。これにより、資料準備不足、取材不足、自らの無能さに対する認識不足が判明。
2.試合の最初から日本の決定力不足について再三コメント。日本のFWがシュートを失敗すると失笑。しかし、この試合ではFWの玉田選手が2ゴールを決める大活躍。途中から、失笑どころか、この件に関してふれることすら不可能に……。
~~決勝編~~
1.この試合でも日本のFWについて、「シュート技術以外はとても優秀」という発言が……。しかし、3点目を入れたのは、彼らによればシュート技術がたいしたことないはずの玉田選手。それじゃあ、中国の守備のレベルはどうなるんだ?と言う疑問が発生。
2.日本チームは運があると言う発言を連発。その後、オマーン戦で「PK合戦の時、審判に抗議し、使用するゴールを変えさせることで相手チームにプレッシャーを与え、日本が有利になった」というトンデモ発言。こうやって、日本に対する間違った認識が定着いくんだなあ……という日本に関する様々な伝説に対する中国マスコミが果たしてきた役割について再認識。
3.日本が3点目を入れると、試合がまだ終わっていないのに総括を開始。「試合を最後まであきらめない」という最低限の戦略すら持てない人たちであることを露呈。
4.日本が再三にスルーパスを出す戦略を実行していることに対し、「こういうやり方は、中国にとって有利なのでどんどんやってほしいですね」という発言(解説、アナウンサー両氏とも)。最終的に、このスルーパスから3点目を獲得。せっかく中国チームに有利な戦術を選択してあげたのに、やっぱり点を取られちゃったのね、と言う結果に……。
今のところ覚えいるのはこれだけです。(たぶん、ほかにもいろいろあった)
それにしても、中国のマスコミのレベルは低いですね。まあ、このレベルでも出来るような仕事しかさせてもらえないから、仕方ないんですが……。
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