ポルトガルGPの結果
以下の文章は、二輪選手権ポルトガルGPの観戦記です。
さっきまで見ていました。今日は久しぶりに3クラスとも生で観戦しました。
今日はMOTOGPクラスだけ書きます。
玉田選手がポールをとったことで注目されたこのレース。スタートで前に出たのはドカティのカピロッシ選手でした。ドカティのマシンは、スタートや直線で前に出ることはあっても、コーナーで沈んでいく……というか、素人の私が見ていてもドカティのマシンのラインが大回りになっているのが見て取れるくらいコーナーで遅いので、「まあ、いつもの通り、沈んでいくだろう」と思ってみていましたが、沈む途中にビアッジ選手を道連れ(?)にしていきました。ビアッジ選手の前にいたライダー(ロッシ選手?)が、カピロッシ選手を抜いた直後にビアッジ選手とカピロッシ選手が接触し、ビアッジ選手がコースアウト→リタイアという悲運に……。よけるために必死にブレーキし、マシンがジャックナイフ状態になっていましたが、それでもよけきれなかったビアッジ選手――これで今期のチャンピオン争いから大きく後退してしまいました。
で、レースは、ロッシ選手を先頭に、玉田選手、バロス選手、ジベルノー選手という順番で進み、ロッシ選手と玉田選手は、早い時期から単独走行になり、国際画面は、バロス選手とジベルノー選手の3位争いばかりを映すという……ちょっと退屈なレースになってしまいました。しかも、3位争いもバトルというような状況ではなく、実に落ち着いた画面になってしまっていましたし……(^^;。
最終的にこの順位でチェッカー。前回と今回を見て、ますます、ロッシ選手対ホンダという図式がはっきりしてきました。現時点ではロッシ選手以外のヤマハ勢は明らかにトップ争いできる力を持っていません。これは、夏休み期間中にホンダの熟成が進み、マシン的にはホンダの方が有利になったと言うことだと思います。
それにしてもロッシ選手のこの速さはいったい何なんでしょうね? マシンが「ロッシスペシャル」になっているのでしょうが、なぜ一人だけあんなに早く走れるのか? 「天才だから」と言われればそれまでですが、このあたりの秘密は我々素人には計り知れないものがあるような気がします。
さて、次回は日本GPです。異郷の地を転戦し、一時的に里帰りしてきた日本人選手たち――彼らの活躍に期待しています。
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