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2004.09.20

支那という言葉について

 以下も中国関連の話です。

 支那という言葉は、すでにATOKでも一発変換できないくらいに死語化しつつあります。まあ、一部では盛んに使われていますが……。

 実は、私はこの言葉に愛着を感じています。私が子供の頃は、すでにほとんどなくなっていましたが、一部にこの言葉が残っていました。例はシナチクしか、思いつきませんが、シナチクという言葉はあの食品の食感とマッチしていて、実にいい言葉だと思います。(ちなみにメンマというのは何語なんでしょうね? 識者のつっこみを期待します(^^;)

 しかし、今は差別用語と言うことになっていて一般人はほとんど使わず、一部の人たちが好んで使う言葉として生き残っています。しかも、その一部の人たちは、たいていが「中国人が厭がるから」という理由でわざと使っているように見える人たちです。

 このようにして、この言葉の「差別用語」としての色彩はますます強くなっていきました。

 しかし、私は、「この言葉は差別用語ではない」とはっきりと言えます。わたしは、シナチクという言葉を中国を侮蔑する意味で使ったことはありません。また、今となっては、郷愁すら感じる親しみのあるいい言葉です。

 でも、シナチクという言葉は確実になくなっていくでしょう。言葉が生まれ、無くなっていくのは世の習いでしょうが、こんな理由で無くなっていく言葉があるなんて……なんか、言葉がかわいそうですね。

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Comments

ども、お久し振りです。
(^o^)/♪

どうにも気になってググッてみました。

http://www.mikuro.co.jp/make.html
-------
メンマの名前の由来は、“麻竹”が原料なので、「麺麻」あるいは麺に載せる具なので「麺碼(マ)」(碼は上に載せるという意味)などと呼ばれており、いずれも麺類の薬味や具材という意味です。
-------

との事でした。

私も「支那」と言う言葉が侮蔑語だとは思いません。しかし、差別用語ではないのか?と問われると回答に困ってしまいます。

> 一部の人たちが好んで(中略)
>「中国人が厭がるから」という理由で
> わざと使っているように

この様な人達は論外ですが、日本では江戸時代から(悪意を伴わなくとも)使われて来た言葉の様ですし、

良くも悪くも中国は中国、日本は日本、と区別して認識する必要が無くなる時がもし来るとしたら、その時は互いの文化の風化でもあると思うので…。

生意気を書きました。失礼致しました。
m(_ _)m

日本の学校給食では数年前「しなちく」という食材は「めんま」と表記することの通達がありました。
これは確かなことです。

CHINAは「シナ」と元来読んだという説を聞いたことがありますが・・・・。
どうなんでしょう?!うろたしかな記憶で申し訳ないです。

おお、ググっていただきありがとうございます。(つーか、自分でググらず聞いたわたしはダメ人間(^^;)

この言葉は絶対に差別用語ではないし、自主規制する必要な全くないとは考えます。中国語側が過剰反応を止めれば、あの人たちも使うのを止めるでしょう。あの人たちのこの言葉に対する思い入れはその程度です。

さらに、日本に関する差別用語が公共の電波を通じて飛び交っているこの国の現状を考えれば……まあ、低レベルな人たちにつきあう必要もないか。

MERIさん:

Chinaと支那は同じ語源から派生した言葉です。(もとは「秦」) ただ、どういう語源かと言うことと差別用語かどうか、と言うことは別問題でしょうね。JapはJapanの省略形だ……と言う論理も成り立ちます。

要はこの言葉がどういう気持ちを込めて語られてきたか……で、これは証明するのが難しい話ですね。

ただ、支那と言う言葉……だんだん差別用語としての条件を満たしつつあるような気はします。

絶対に差別用語ではない

だんだんと差別用語としての条件を満たしつつある

我ながら矛盾してますね(^^;。前者は撤回します。

もしかしたら、1980年あたりを境に線を引く必要があるかも知れませんね。

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