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2004.12.16

敬称について

 こっち(深セン)に来て、とまどったことの1つが、敬称に「生」と言う言葉を使うと言うことです。これは、うちの会社だけなのかも知れませんが、どういう訳か「王生」とか「趙生」とか……日本語で言えば「さん」のような感じで姓の後に「生」をつけるのです。初めて「唐生」と聞いたときは、「唐僧」と聞こえ、「『西遊記』か?」と思ったほどです。

 そこで、うちの家内(中国人)に聞いたところ、「わたしも聞いたことない。たぶん方言」ということでした。しかし、漢詩の勉強をしていくうちに、古文の中には「生」を敬称として使っている例があることを発見しました。一番有名なのは、『将進酒』という李白の詩。この詩は、中国の『黒田節』とも言うべき詩ですが、この中に「岑夫子、丹丘生、将進酒、杯莫停」という一節があります。これは、岑参と言う人物と丹丘という人物に「もっと飲もうじゃないか」呼びかけている部分で、「丹丘生」とは、「丹丘どの」と言う感じです。それ以外にも韓愈の『石鼓歌』に張さんのことを「張生」と読んでいる部分があります。ということは、もともと古語の中にこのような呼び方があって、今は一般的でないながらも一部に残っていると言うことでしょうか。

 ちなみに中国語ではあまり敬称を使いません。ですが、ビジネスの現場などではどうしても敬称が必要になり、弊社のようなこともあるようです。普通は、役職名か、男性なら「先生」、女性なら「小姐」を姓の後につけます。特に日本人の場合、「○○先生」と呼ばれることが多いようです。この間、中国でF1を見ていたら、グリッド紹介の時、他の選手はみんな呼び捨て(敬称略)で呼ばれているのに、佐藤選手だけアナウンサーが「佐藤先生」と「呼んでしまっている状態」になっていて面白かったです。(通常は、佐藤選手も「敬称略」あつかい)

 また、ある学生(女性)に「小姐」を敬称として使ったら、「それは立派に働いている人に対する敬称で、わたしのような学生には使わないで」と言われたことがあります。このあたりは、外国人にはわかりにくいニュアンスがあるんでしょうね。まあ、女性に対する呼びかけは中国でも難しいところです。

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中国語」カテゴリの記事

Comments

( *・ω・)ノにぃはぉ。

西安のにゃんこ(みんびん)です~。
リンク貼らせてぃただきましたん☆

交学ML入りますか?( ・ω・)?
もしご希望なら招待メール送ります。

つか。全然ML流れてませんけどねw
もしょろしかったらご連絡くださりませ。

交学チガゥ。。。

西安交大でっす。汗

「生」と言う言い方、聞いた話ですが、台湾でもそう言うことがあるようです。手もとの台湾語テキストには、例えば「陳さん」は「陳先生(tan sian sinn)」と有りますが、以前、台中出身の台湾の人に聞いた時には「たんせん」というと言われました。「せん」を漢字で書くなら「先」になるかと思います。テキストに「先生」とあるので「先」だけだと少しくだけた言い方になると思うんですが、どの程度のニュアンスになるかとか、中国語を話すときにも「先」と言うのかはよく分かりません。

連続しかも関係ない話で投稿すみません。
私のブログがまったく見れない状況になってるんですが。。そちらからは見えますか?

もしかしたら中国斬り過ぎ。閲覧制限にかかったのかなぁ。。。汗

初めまして!○生って呼び方、私も広東省に来てやたら耳にするようになりましたね~。工場の子たちに聞くと、華南地方では広東語式を標準語でも使う人が多いんだそうで。
本来の広東語式呼び方というのは、名前の最後の文字に「生」をくっつけるんだそうです。例えば毛沢東だったら「東生」って呼ぶ感じですかね。そういえば香港でも劉徳華を「華仔」、成龍を「龍仔」って呼び方してませんでしたっけ?
北京では「生」をつけた呼び名は聞いたことありませんでしたが、ウチの工場で観察したところ若いor同年代には「名前最後の一文字+生」式、ちょっと年配or親しいが多少は気を使わなければならない相手には「姓+生」式が多いような気がします。

私もずっと台湾企業で働いていますが、台湾人同士でよく「○セイ」と言ってます。台湾語が元になっていると勝手に思ってましたが、実際のところどうなんでしょう?

↑失礼しました。名前が抜けてましたので追記します。↑

 わたくしが熱出して寝込んでいる間にレスがたくさん……どうもありがとうございます。

 台湾語については、もう一言もわからないので、何も言えません(^^;。

 広東語についても、「ありがとう」「こんにちわ」「ノープロブレム」くらいしか言えない……って、それくらいなら誰でも言えるわいっと言うくらいしか言えません。ただ、どういうわけか、広東語会話の中で「こういうことについて言っているな」というのがわかることがあります。(今勉強中だけど、まだ声調と発音だけ(^^;)

 と余談になってしまいましたが、しんしんさんのお説がすごく説得力あるように思えました。

通りすがりでの、過去の投稿ねのコメント失礼します。日本の戦前の雑誌でも執筆者名に敬称として「生」が使われていると思われる用法がいくつかあるようです。

初めは「生」という名前の人かと思っていたのですが、イニシャル+生の記述もあり、これは敬称ではないか?と疑い、検索した結果、こちらのブログにたどり着きました。

コメントありがとうございます。多分三年ぶりのスパムじゃないコメントです。

日本でもそういう言い方をしていたのですね。勉強になります。

その後調べたところ、僕が見たものは敬称ではなく、手紙などの署名として、差出人が自分の名前に(おそらく男性が)添えるものだったようです。

敬称とは逆の意味ですね。失礼しました。

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 日本は一番敬語を大事にする国でしょう。  例えば、目下の人は目上の人と話す時に [Read More]

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