インターネットは世論を代表するのか?
よくある新幹線と靖国についての報道ですが、以下の部分がすごく気になったので記事にします。
「私は高い新幹線技術を持つ日本を応援したい。しかしインターネットへの書き込みを見ると、99%が小泉首相の靖国参拝を理由に猛反対しており、難しい」 12月28日、中国の許嘉☆・全国人民代表大会常務副委員長(国会副議長)は、会談した日本の超党派議員にこう説明した。 (注)☆=王ヘンに路(北日本新聞:FLASH24:国際)
これを見ると、中国政府は、インターネットの書き込みを政策決定の参考にしているように見えます。
しかし、これは日本にたとえると2ちゃんねるの書き込みを元に政策を決定するくらい愚かな行為です。もちろん、2ちゃんねる(あるいは中国のインターネット)にも良い意見はあるでしょうが、「その大勢がどうであるか」ということで政策を決定するのは、あまりにも馬鹿馬鹿しいですね。
まあ、中国は正確な世論調査が出来ない(政府の政策に反対する意見を言ったら牢屋行き)と言うお国柄なんで、ネットの書き込みでも参考にしなければならないのでしょうが……いずれにしても、そんなくだらんもので一国の政策を左右させるというのは、国を危うくする行為に他ならないと思います。
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