日本語を教えると言うこと
わたくしは、日本語を教えるということ……つまり、日本語の先生をやったことはありませんが、自分で「これは向いていないな」と思っています。
これは、最近わかったのですが、わたくしには、日本語も中国語も言葉というものを曖昧にとらえている部分があるのです。たとえば、「この単語はどういう意味?」と聞かれると即答できない、というか、詰まってしまうことがよくあります。その単語については、日常的に使っているし、意味もだいたいわかっているつもりなのに、その単語を使わずにその単語について説明することができないのです。これは、日本語も中国語も同じですが、どちらかというと日本語の単語の方にそういう傾向があるように思います。
ですので、うちの家内(中国人で日本語勉強中)から、「日本人のくせに……」と良く文句を言われます。
あと、困るのが微妙な言い回しの違い。これは絶対に説明できなくて、「こう言うときはこう言うんだ」という風にしか説明できなかったりします。
本当に日本語を教えるって難しいですね。
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» なにぬねの、らりるれろ??? [ほんこんからさぶかるる]
最近、身の回りで「日本語を教えて」と詰め寄る人が増えています。随所で日本語を勉強している人を見かける香港の風景です。
んでもって、先週末会った男の子は持續進修... [Read More]
TBさせていただきました。
香港人はノービザで日本に行けて、
近くて手軽な旅行先になっている事もありまして、
最近「日本語を教えて」という人が多いです。
レベルは発音の段階から、大学で専攻した人まで様々です。
自分はプロではないけど、教えるの好きかな?と思ってましたが
最近難しいなぁと実感。上級者の人に教える微妙な表現とか、
初心者に教える発音が意外に難しいなーと。
Posted by: わいわいわい | 2004.12.10 12:52 AM
TB&コメントありがとうございました。
わいわいわいさんのTBにある『「な」と「ら」の区別がつかねえ』問題は、わたくしも気になっておりました(^^;。幸いわたくしの妻は入門発音レベルは卒業している段階ですので、そういう悩ましさはないですね。
Posted by: 河村 豊 | 2004.12.11 03:23 AM