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2004.12.08

聯想、IBMのパソコン事業を買収

聯想、米IBMのパソコン事業買収=世界3位に躍進-中国企業躍進を象徴

 【北京8日時事】中国のパソコン最大手、聯想(レノボ)グループは8日、米コンピューター大手IBMのパソコン事業を買収したと発表した。買収額は12億5000万ドル(約1288億円)。IBMは18.9%の株式を保有し続ける。
 聯想は世界パソコン市場でデル、ヒューレット・パッカードの米2社に次ぎ、3位に躍進する。今回の買収劇は、急成長を続ける中国企業の躍進を象徴していると言えそうだ。(Yahoo!ニュース - 経済総合 - 時事通信)

 いや~、このニュースはビックリしましたね。聯想のブランド名がレジェンドからレノボに変わっている……ということではなく、中国メーカーがIBMのパソコン部門を買収とは……。今後、シンクパッドは聯想から発売されるんですね。あのキーボードの真ん中にある赤いチョボ存続希望──じゃなくて、世界3位ですよ。しかも、デル、HPに継ぐ三位と言うことは日本メーカーみんな抜かれちゃったと言うことですよ。

 ちなみに聯想というのは、日本では無名でしょうが、中国ではメジャーなメーカーです。パソコンではたぶん一位ですね。ただ、今は自分で組む人の方が多いような気がするので、聯想のような完成機を売るメーカーはどうなんでしょう。まあ、これだけの事業を買い取るお金があるのですから、すごく儲かってはいるのでしょうが……。

 あと、IBMも、有望な事業だと思っていれば売ったりしないわけで、結局安売り薄利多売合戦になって、うまみのないパソコン部門を切り離したかったワケでしょ。今やパソコンも、その辺の店で部品をちょこちょこと組み合わせて作る時代(というか、ど素人のわたくしも「組んだ」組)ですし、以前のハイテク最前線という事業ではなくなっているのかも知れません。

 あと、日本のメーカーのように自社の技術ではい上がってきたわけではなく、事業買収で一気に強くなっただけ……と言うのもなあ。今後の舵取り次第では一気にへなちょこ化する可能性もありますね。

 いずれにしても、今後どうなっていくのか、楽しみですね。個人的には赤いチョボの存続を強く希望します(^^;。

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Comments

ふに

その『赤いチョボ』というのは何するものなんでしょ?

はじめまして 唐突なTBお許しください 横から失礼いたします。
>その『赤いチョボ』というのは何するものなんでしょ?
IBMユーザーのお気に入りのアイテムですね。(^_^)トラックポイントと呼べれる他のノートPCにはない(OEMはありますが)非常に使いやすいタッチパネルの代わりに使われるデバイスです。キーボードの真中に配置されブラインドタッチからの操作も容易で、使ったら虜のなりますよ。

『赤いチョボ』の説明はバックさん(TB感謝です)の言われたとおりです。わたくしは、ダイナブックユーザーとしてその恩恵(?)に預かっていましたが、これになれるとマウスなんて使っていられないくらいになります。

 しかし、こういうのは使い慣れたユーザーにしかわからない「味」ですから、経営者の変更とともに廃止されるんじゃないか……というのが「存続希望」という言葉の裏に託された気持ちなのです。

 聯想の「LEGEND」は海外で商標登録できなかったらしいです。何しろ「伝説」ですもん。日本企業でも「NATIONAL」が「国立」、「VICTOR」が「勝利者」で海外登録が出来ず、「PANASONIC」「JVC」で登録しているのと同じでしょう。国内向けには「LEGEND」でもよかったと思いますが、全部「lenovo」にしちゃったようですね。

 中国でのパソコンはノート以外はショップ組み立てが主流ですね。おまけに頼みもしないのに高価なソフトをサービスでばんばん入れてくれたりして(^。^;)。私はトラックパッドを長年使っているもので、「赤いチョボ」は未だに全然使いこなせませんです......。

河村さん こんにちは
>経営者の変更とともに廃止されるんじゃないか……というのが「存続希望」という言葉の裏に託された気持ちなのです。
私は中国への移譲じたいが、未だにふに落ちません。戦略物資のIBMパソコンを、その会社ごと売り渡すわけですから、米国も日本も完全に法を犯されていることに、気付かぬおかしさには、「何とももはや」と唖然となること頻りです。

>>私は中国への移譲じたいが、未だにふに落ちません。

まあ、国家に売るのではなくて、一法人に売るのですから、そこまで目くじらたてる必要も無いのではないかと思いますが....。
中国企業自体、中国政府の法の目をかいくぐって自社の利益に邁進していますし。
lenovoは世界基準に合わせていかなければ生き残れないでしょう。中国政府は関係ないですよ。要はlenovoが世界企業に成れるかどうかの試金石です。

岸上さん こんばんは
>まあ、国家に売るのではなくて、一法人に売るのですから
直接、国を売るわけでは無いのですが、日本の職場はこれで何千人か職を失うことに成りますし、移転された技術が軍事に転用されるのは間違いなく、それらを利用した兵器も脅威ですね。これれのことについて日本人としては「脅威を感じ無い」と言えばうそになると思います。
中国の発展による石油の不足、日本での職場の不足、地球環境の変化など、既に中国による色々な弊害が出ていることは事実だと思います。
それに対する危機感が、日本人には欠如しているとも思える現在を愁うことは当然だと思っております。
日本では現在、自殺者が3万5千人余りも出ております。悲しいことです。

 なんか極論ですね(^-^;)。中国企業も中国政府も十把一絡げ、味噌も糞も一緒くたに考えてはかえって見える物も見えなくなるのではないかと思いますが....。

>> 日本の職場はこれで何千人か職を失うことに成ります

 どこかに移転すれば産業構造が変わるのは仕方ないでしょう。アメリカの自動車工を大量に失業に追い込んだのは日本の自動車メーカーです。因果応報、世間回り持ち。なんまんだぶ。

 既に世界のパソコン工場だった台湾のメーカーも、工場の大部分は中国に移転済みです。もはやパソコンは中国抜きには製造できない状況になって久しいです。いまさら軍事転用を心配しても....と言う気がします。

 ただ、日本が強いのはそう言う製造業の根幹にある金型や精密の製造マシンで、こればっかしは日本製でないと上手くいかないのです。中国での製造が増えるに従って、こういうマシンの需要はどんどん増えていて、この分野では日本はかなりうまみを味わっていますよ。

岸上さんのレノボ誕生話は参考になりました。レジェンドがレノボになった時、すでに世界をにらんでいたのですな。そのわりには……とも言えますが、今回の買収劇でその第一歩を踏み出したとも言えそうですね。

まあ、上にも書いたとおり、パソコンも今や冷蔵庫や洗濯機みたいなもので、最先端と言える部分は残っているでしょうが、大まかな原理的な部分では汎用化された製品になったと思います。というわけで、軍用化と言われましても。まあ、どんな技術も軍用と民間用をわけることは不可能ですし……。

また、隣国が強くなることに脅威を感じ、それを何とかしようと思うより、それを使って良い思いをしようとした方が前向きではないですか?

まあ、この国の成長がいつまで続くかというのも実に疑問ですが……。

>> 今回の買収劇でその第一歩を踏み出したとも言えそうですね。

 どうもです。私もかな〜り間接的に関わっているのですが、聯想は中国企業の中ではかなり「まとも」です(^^;)。すでに日本企業などからOEM供給で「lenovo」ブランドのプリンターなんかも発売していますから、今のところ契約関係で国際基準的に理不尽な事はしていないみたいですよ。

>>パソコンも今や冷蔵庫や洗濯機みたいなもので、最先端と言える部分は残っているでしょうが、
>>大まかな原理的な部分では汎用化された製品になったと思います。

 検索してみた所、やはりIBMのパソコンも実際のところ以前から事実上ほとんどメイド・イン・チャイナになっていたようなので、増値税17%がデフォルトのインテル部品以外のコストダウンはIBMからlenovoに変わっても難しいみたいです。今回の事はIBMの不採算部門切り捨てと聯想の海外進出が変な具合に一致した感があります。

 聯想は今年に入ってから携帯電話事業に本格参入したりと、結構タイミング遅れの危なっかしい事業もやらかしています。大丈夫かな(^-^;)。もっとも中国企業の「新事業参入」は、提案してきた管理職にすべて責任を負わせて投資して、失敗したら事業部の工員ごとまるまるばっさり首を切ってお終いにしてしまうのが普通ですから、この流れも「当たれば一攫千金」の夢に浮かれた管理職のパワーのなせる技。この「一攫千金」が過去の収入より何十倍も多いというのが、中国の企業発展の原動力なのかも知れません。日本はとても真似できませんが....。

時間がたってみれば、この買収劇も実は大したことのない事件なのかも知れませんね。ただ、聯想がIBMから引き継いだ事業がどのようになっていくのかすごく興味があります。

それにしても、今年から携帯電話に本格参入……って、あまりにも遅すぎですね。

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