名・字・号:幼名
本当は名について書きたかったのですが、関連資料が見つからないため、先に幼名について書きます。(昔書いたことがあるような気もしますが、まあ、気にしないで行きましょう(^^;)
現代では名は、誰にでもあるもの……というか、戸籍がある人にはあるはずのものです。(まあ、それが他人のだったりするかも知れませんが(^^;) しかし、現代人で字や号を持っている人はよっぽどヘンな人です。まあ、わたくしは持っていますが……(^^;。
ただ、この幼名というのは現代人でも多くの人が持っているものです。幼名というのは、生まれた直後につけられ、主に家族同士で呼ぶときに使う名前です。生まれた直後に本名をつけ……というのが、だいたいのパターンでしょうが、中には生まれた直後はとりあえず幼名だけつけ、本名はあとで考えると言う例もよく聞きます。わたくしが聞いたことのある例では、生まれたときに名前がなく、風邪を引いて病院に行ったとき、受付で「劉小孩児」(劉さんの子供の意味)と書いたとか……。中国の戸籍制度がどうなっているのかよくわからないのですが、他に聞いた例からしても結構柔軟性があるようです(^^;。
歴史人物の幼名というと、曹操の阿瞞が有名ですが、本当にこんな名前で呼ばれていたのかは疑問です。まあ、幼名というのは、呼び名としての意味合いが強いのであまり後世に残りにくいような気がします。
わたくしのような外国人からすると、呼び名と本名の二種類があるというのは、結構優雅な習慣だと思います。日本で言うと、昔の武士みたいですね。
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