呉邦国さん、玄関を避ける
抗議の旗避け、玄関通らず NZ議事堂で中国・全人代委員長
ニュージーランド訪問中の中国の呉邦国・全国人民代表大会常務委員長が26日、ウェリントンの国会議事堂に到着した際、緑の党の国会議員が中国のチベット政策に抗議する旗を持ち立っていたため、正面玄関を避け、横の入り口から入った。1階で開かれる予定だった先住民マオリによる歓迎式は中止となった。(Sankei Web 国際 抗議の旗避け、玄関通らず NZ議事堂で中国・全人代委員長(05/27 01:03))
中国の要人が海外でこういった抗議行動に出くわすというのは、普通のことですが、こんなことくらいで玄関から入らないとは、よっぽど「人から批判されること」に耐えられない性格なんでしょうね。共産党の幹部と言えば、国内にいる限りは人から批判されることのない立場ですから、こう言うのがダメな人は国外に出なければいいのにね。
ちなみにこういうニュースは中国国内では報道されません。だから、中国人は「中国は世界中の国から尊敬されている」という幻想を抱いています。台湾問題についても世界中の人が支持していると思っているし、チベットでは問題があることすら知りません。日本の常任理事国入りも世界中の国が反対していると思っていますし……。滑稽だけど、実に悲しいことですね。
まあ、普通に考えても、21世紀になっていまだに専政独裁政治をやっているような国が評価されるはずは無いんですがね。
あと、関係ないですが、副首相ドタキャンニュースについて、ある人に「中国ではスルー」と言ってしまいましたが、ちゃんと報道されていることを付け加えておきます。
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