買収防衛策
昨日あたりから、連日の微熱状態が緩和されてきました。来週も様子を見なければなりませんが、ぼちぼちやっていきます。
で、久々にニュースネタです。
朝日放送が買収防衛で株式数拡大 800万株から1440万株に
朝日放送は20日、議決権のある株式の発行総数を800万株から1440万株に拡大すると発表した。新株予約権の発行を伴う「毒薬条項(ポイズンピル)」などの買収防衛策の導入に備えるもので「差し迫った事情はないが、緊急事態に対応できる仕組みを作る」と説明している。
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こういう動きを見て思うのは、「そんなに買収されるのがイヤなら上場しなけりゃいいのに」ということです。株式を上場していると言うことは、会社の所有権を市場で販売していると言うことです。マスコミのようなデリケートな企業は本来上場すべきではないと思います。
それでも、金が欲しいから上場しているんでしょうが、金が欲しいんだったら、買収リスクはあきらめるべきですね。こういう「どっちつかずでいいとこどり」という態度が一番良くないように思えます。
現にサントリーや竹中工務店など、非上場でも大企業という会社はありますし、上場しなければ金儲けできないなんて言うのも本末転倒な話ですわな。
ほりえもんの買収劇だって、予想だにしなかった大災害のように取る向きもあるようですが、上場した時点で「想定の範囲内」であるはずですよ。
こんなの小学生でもわかる道理なんですが、おとなのみなさまは難しい学問ばかりなすっていらっしゃるおかげで、簡単なことがわからなくなってしまっているんじゃないでしょうかね。
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