HSKについて(3)
今回は聴力以外の項目について書きます。
と言っても、そんなにみなさまに参考になるような内容で書ける自信はありません。というのは、わたくしの勉強法自体が万人向けとは言い難いもので、試験の解き方も至極いい加減だからです。
わたくしの試験の解き方は、ズバリ勘です(笑)。「選択肢の中から正しいのを選べ」と言う問題では、選択肢を全部読んで「これはなんかヘン」というのを外していき、「これが一番しっくり来る」というのを選びます。本来的には「時間を表す副詞はこの位置でなければならぬから」というような理由で選択肢を選ぶべきなんでしょうが、そう言う知識がないため、結果として勘に頼らざるを得ないと言うか……ただ、こんないい加減なやり方でも8級取れましたので、まあ、いいんでしょう(笑)。
文法知識なんか無くても良い……とは思いません。特にきちんとした中国語を話したい、中国語を使う職業に就きたい、という人には文法知識は必須だと思います。文法知識が身に付いていないと、わたくしのように無手勝流中国語に陥りやすく、政府の偉い人との会見があるから通訳してくれと言うような仕事に尻込みしてしまうことになります(笑)。
ただ、しゃべるときに文法を意識してもダメです。文法ばかり気にすると、しゃべれなくなりますから……。わたくしは、しゃべるときは「自分の気持ちを相手に伝える」ということを第一に考えます。文法とか発音とか四声とか、そう言うのは出来るだけ意識せず、しゃべります。ただ、普段の練習でそう言うのを身につけていれば、自然と出てくるものだと思います。だから、文法や発音の練習がすごく大事なんです。ヘンな癖をつけないためにもとても重要です。
あと、基本の句型(「只要……就……」とか)は、丸暗記しました。それも、例文ごとの暗記です。語学留学したとき、最初に試験がありましたが、その中で「この句型を使って作文せよ」みたいな問題は、全部頭の中にある例文を使って答えることが出来ました。
いつも拝見しています。
mixiの書き込みに来られていたので、少しびっくりしました(^^;)
語句を覚えるときに、なるべく発音で覚えようとしているのですが、なかなか難しいところです。
#第一、正確な発音ができない
ただ、気むずかしいことは考えずに来夏の試験で…と思っています(ヘタレ)
でも、河村さんレベルの人でも、通訳を頼まれることはあるんですね(笑)意外です。
Posted by: みかん | 2005.07.27 10:06 PM
語句は耳から覚えた方がいいでしょうね。わたくしは、テキストを買うときも基本的にテープ(CD)付きのものしか買いません。
通訳は、社内会議だったら良いんだけど、対外的にやるのはまだまだ……と思っております。このあたりをクリアできる中国語力が欲しいですね。
Posted by: 河村 豊 | 2005.07.30 09:54 AM