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July 2005

2005.07.31

沙井に引っ越します

 最近忙しいです。

 実は、今すんでいる蛇口と言うところから沙井と言うところに引っ越すことになりました。仕事場は、明日から沙井に移り、家も来月中には移る予定です。

 同じ深セン市なのですが、閑静な住宅街である蛇口に比べると沙井は、ちょうど田舎で、タクシーすら走っていないようなところです。

 そんな田舎に身重の妻を抱えて大丈夫かいなと心配もありますが、仕事場が移るので仕方がありません。当分は、引っ越しやなんやで大変だと思います。

2005.07.30

船外修理

 スペースシャトルのタイルがはがれたそうです。

 人命に関わることなのであまり冗談は言えませんが、個人的には船外作業で修理して欲しいような気がします。

 それも、『宇宙戦艦ヤマト』ちっくにバーナー溶接をお願いしたいですな。宇宙空間に飛び散る火花……いつの日か見たいものです。

2005.07.24

HSKについて(3)

 今回は聴力以外の項目について書きます。

 と言っても、そんなにみなさまに参考になるような内容で書ける自信はありません。というのは、わたくしの勉強法自体が万人向けとは言い難いもので、試験の解き方も至極いい加減だからです。

 わたくしの試験の解き方は、ズバリ勘です(笑)。「選択肢の中から正しいのを選べ」と言う問題では、選択肢を全部読んで「これはなんかヘン」というのを外していき、「これが一番しっくり来る」というのを選びます。本来的には「時間を表す副詞はこの位置でなければならぬから」というような理由で選択肢を選ぶべきなんでしょうが、そう言う知識がないため、結果として勘に頼らざるを得ないと言うか……ただ、こんないい加減なやり方でも8級取れましたので、まあ、いいんでしょう(笑)。

 文法知識なんか無くても良い……とは思いません。特にきちんとした中国語を話したい、中国語を使う職業に就きたい、という人には文法知識は必須だと思います。文法知識が身に付いていないと、わたくしのように無手勝流中国語に陥りやすく、政府の偉い人との会見があるから通訳してくれと言うような仕事に尻込みしてしまうことになります(笑)。

 ただ、しゃべるときに文法を意識してもダメです。文法ばかり気にすると、しゃべれなくなりますから……。わたくしは、しゃべるときは「自分の気持ちを相手に伝える」ということを第一に考えます。文法とか発音とか四声とか、そう言うのは出来るだけ意識せず、しゃべります。ただ、普段の練習でそう言うのを身につけていれば、自然と出てくるものだと思います。だから、文法や発音の練習がすごく大事なんです。ヘンな癖をつけないためにもとても重要です。

 あと、基本の句型(「只要……就……」とか)は、丸暗記しました。それも、例文ごとの暗記です。語学留学したとき、最初に試験がありましたが、その中で「この句型を使って作文せよ」みたいな問題は、全部頭の中にある例文を使って答えることが出来ました。

2005.07.23

人民元切り上げ

 うちのブログとして取り上げない訳にはいかないかな、と言う理由で一言だけ言います。

 

アメリカの言うことだけは、ホンマによう聞くのう

 この聞き分けの良さを見ると、台湾にも手を出せないかな?

2005.07.22

いつも聞いているラジオ番組

 最近ラジオネタを始めましたが、いつも聞いているラジオ番組は、12時台にやっている番組で、聴取者からの電話と司会者のやりとりで、いろんな問題(主に交通問題)についてやりとりをする、というものです。問題の内容が交通問題が多いのは、局自体が運転手向けの局だからです。

 あと、時間は、昼休みにご飯を食べて、英語と広東語と漢詩の勉強をした後……だから、12時40分くらいから、13時までの時間帯です。この時間帯だと番組の途中から聞くことになり、最初はやりとりからどういう話題について言っているかを探らなければならず、このあたりも結構練習になります。

今日のラジオ050722

 今日のラジオは、以下のような事案についてでした。

 車が歩行者をはね、歩行者は死亡。ドライバーは、歩行者が信号無視をしていたと主張するも証拠がなかったため認められず、裁判の結果、賠償金81万元と言う判決が下った。

 去年でしたか、法律が改正され、中国でも交通強者に対する責任が強く求められるようになりました。この件に関しては、「これはあんまりだ」とする意見が多数でしたが、このラジオは運転手向けの局みたいなので、そう言う意見が多かったのでしょう。

 参考になったのは、賠償金の計算について。通常は、深センの平均年収×20年という額になるらしいです。あと、別に扶養費(?)みたいなのもかかるらしい。こっちは、深センのひとりあたりの消費額をもとに決められるらしいです。で、81万(だったと思う)という額は、まともな額なんだそうです。

 あと、深センナンバーの車が他の地区で事故を起こした場合、被害者は、深センで裁判をすることが可能になり、その場合は、深セン価格で賠償額が決まる……という弁護士のお話もありましたです。

なお、以上は、河村がヒアリングの練習のために聞き取った内容であり、事実と違うかも知れないので要注意です(笑)。

昨日のラジオ050721

 昨日は、公安のエロい人との一問一答という感じの内容でした。まあまあ面白かったのですが、その中で勉強になったのは、「ナンバーを盗まれた場合、再申請する必要があるが、その後新しくつけるナンバーの最後には、”挂”という文字がつく」というもの。そう言えば、末尾に”挂”がつくナンバーって時々見るけど、そう言うことだったんですね。

 それ以外には、「子供をトラックに乗せて病院に連れて行った。病院の出口は一カ所しかなかったので、そこから出て家に向かったら、トラック通行禁止と言うことでつかまって罰金を取られた」というのもありました。エロい人は「いくら病院帰りでも規則違反は規則違反。文句があったら、書面で意見書でももってこい」という強い態度でした。

2005.07.19

でこぼこの道

 昨日のラジオネタを書いていて思い出したことがあります。

 あれは、農村の子供たちを支援する活動をしていたとき、ある田舎町ででこぼこの道……というか道全体が水たまりのようになってしまっていた、とんでもない道を通ったことがあります。

 当時、取材に来ていた新華社の記者と一緒だったのですが、彼は、わたくしに「日本でもこういう道はあるのか?」と聞いてきました。わたくしは、彼に対して、「もし、日本でこういう道があったとしたら、その地域から選出された議員は、次の選挙で落選するだけだよ」と教えてあげました。

 我々日本人は、とても恵まれた社会で生活しているのかも知れませんね。

2005.07.18

今日のラジオ050718

 勉強の一環として、ラジオを聞いてみたのですが、その内容をネタとしてここに書くということで、一粒で二度おいしいことに気づきました。ラジオだと、もう二度と聞けないので「誤訳だ」なんて言われないし(笑)。

 で、今日のラジオネタ。よくあるある問題について聴取者の意見を電話で募るというヤツですが、その問題というのが、以下のようなものでした。

 ある道路工事(地下鉄建設)が長引いて困っている。四車線の道路が二車線しか使えない上に、使えるところも舗装がはがされていて、でこぼこでみんなが困っていた。特にバスは、乗客が疲れるほか、バス本体もでこぼこ道を走ったために車体に影響が出て、故障したりする始末。そこで、今日の朝、バスの運転手たちが、みんな揃って現場に行って、鉄板を下に敷く工事を実施……くだんの道は、でこぼこもなく、スムーズに通れるようになったとさ。

 で、聴取者(聴友)のご意見は、

①バスの運転手乙
②当局ダメダメじゃん
③バスの運転手は、こんなことをするよりももっと合法的な手段で訴えるべきだ

 などでした。(他にもいろいろあったけど、忘れたw)

 まあ、よくありがちなことだけど、運転手のボランティア精神発揮というのは、珍しい(だからニュースになった?)と思います。

中国語頑張ります

 今、mixiで入っているコミュの中に中国語関連のものがあるのですが、その中で学習者の熱い書き込みで盛り上がっている掲示板があって……そう言うのを見たこともあるし、この前、愛ちゃんの中国語に刺激されたこともあって……

 今更ながら、もう一度、ちょっとマジメに中国語を勉強しようと思います。とりあえず、本屋さんで買ってきた中国語教材を使って、ぼちぼち始めます。ちょっとずつ、息長く……がモットーです。

2005.07.17

凍豆腐

 久しぶりに食べ物の話です。

 中国の食材で、わたくしが気に入っているものの1つが、凍豆腐です。これは、豆腐を凍らせたもので、食材的には日本の高野豆腐に似ています。まあ、高野豆腐に比べると、穴が大きくて、圧縮率も少ない(大きい)ような気はしますが……。

 この凍豆腐、鍋などには欠かせないアイテムですが、実は簡単に作ることが出来ます。うちでは、豆腐を冷凍庫にほりこむだけ……という実に簡単な作り方をしています。東北地方では、冬場豆腐を外に置いておくだけ……という簡単なやり方で作っているようです。

 作り方は簡単なんだけど、おいしいですよ。お薦めの食材です。

2005.07.16

子供の名前候補

 一応予定日まで、二ヶ月を切ったので、そろそろ名前でも考えようかなっと考えております。

 名前と言うものは、数十年使うものですから、あまり流行に流されたらいかんと考えております。また、うちは、一応日中国際結婚だから、日本でも中国でも通用する名前が良いかな?と思っております。あと、昔言っていた「祥字輩」は、どうやら家系図(家譜)に載らないらしいので、とりあえずパス。

 とりあえず、男の子は、わたくしが考えて、今のところ「正直」がいいかな、と思っております。これは、「まっすぐ」という意味で、音読みするなら「せいちょく」と読んでくださいませ。以下に典拠を。

 扶持自是神明力、正直原因造化功
(杜甫:『老柏行』)

 この名前は、中国でも通じるらしいです。ただ、どうも田舎臭い名前らしいのですが、わたくしのような人間が考える名前は、現代中国では田舎臭くなってしまうものなので、仕方がないです(笑)。

 女の子は、妻に考えさせようと思っていましたが、どうもうまく考えつかないみたいですね。この間、2人で『詩経』をめくりながら、考えついた名前は、小夜。こっちも典拠。

み吉野の  山の秋風  小夜ふけて  ふるさと寒く  衣うつなり                   
(参議雅経「新古今集」)

 『詩経』をめくりながら考えたのに、なんで新古今やねんという突っ込みは勘弁ね。ただ、こっちは、中国ではあり得ない名前みたいで、もう少し推敲が必要か……と。

 まあ、凝れば凝るほど、ヘンな名前になる可能性が大なので、結局は適当に考える方針です(笑)。


マカオと香港

マカオが世界遺産に 

     

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 南アフリカのダーバンで開かれている国連教育科学文化機関(ユネスコ)の第29回世界遺産委員会は15日、ポルトガル植民地だった中国・マカオの歴史的建築群が立ち並ぶ一帯を世界遺産(文化遺産)に登録することを決めた。

 マカオには以前から行きたいと思っていたのですが、妻が行けない身分であると言うこともあり、今まで一回も行ったことがありません。でも、こういうニュースを見るとますます行きたくなるなあ……。

 ちなみにマカオは、あのあたりに住み着いたポルトガル人たちが、役人に賄賂を送って、当時の皇帝には内緒で植民地化した場所です。ですので、中国側も建前としては、自国の土地として扱い、マカオの総督(中国側)とかもいたようです。こういう「勝手に既成事実化」というのが、いかにも中国とポルトガル(ラテン系)らしいやり方ですね。

 で、話は飛んで香港ですが、香港は、アヘン戦争の時にイギリスが植民地化しました。当時、中国の役人たちは、「清の領土をイギリスに割譲する」なんてことを皇帝に上奏したくないため、イギリス側(アングロサクソン系)に「マカオ方式」でと申し入れたところ、「きちんとした条約を結ばないとダメ」と強硬に言われたため、やむを得ず条約を結んで割譲したのでした。

 香港自体は、永久の植民地だったのですが、その後、イギリスは中国からより内陸側の土地を100年間の期限をつけて借り受けました。その土地は、水源としてとても大事な場所で、それがなければ香港自体の維持が不可能だったため、イギリスは100年の期限が来た1997年に香港を返還せざるを得なくなったのです。

 もし、イギリスが「マカオ方式」でやっていれば香港を返還する必要はなかったのかも知れませんね。

 ちなみにマカオは、香港が返還されたのを受けて、以下のような感じになりました。
中国:こっちも返してよ。
ポルトガル:うん、いいよ。で、いつにする?
中国:2000年なんて、きりがいいよね。
ポルトガル:うんそうだね。
中国:じゃあ、2000年1月1日にしよう。
ポルトガル:12月24日から1月1日は、クリスマスでみんな遊びたいからダメ。
中国:じゃあ、1999年12月20日にしよう。

 と言うことで、1999年12月20日、無事返還されましたとさ。

2005.07.13

四海公園

一朶芙蓉独鶴姿、

周囲花蕾待佳期。

微風何処凝糸竹、

止歩閑人共忘時。

2005.07.11

あほかいなと思った記事

日本の世界一危うし、太陽光発電 独に抜かれるか

2005年07月10日13時44分

 95年に米国を抜いて以来、世界一を続けてきた日本の太陽光発電の年間設置量が、04年に初めてドイツに抜かれた。ドイツの伸び率は日本を大きく上回っ ており、世界で断トツだった累積設置量でもドイツが急迫、逆転の可能性も出てきた。国は脱石油戦略の一つに「世界一の太陽光先進国」を掲げている。新たな てこ入れ策を迫られそうだ。

 今日、ネットでニュースを見ていて一番「あほかいな」と思った記事です。脱石油戦略の1つに「太陽光先進国」というのはすばらしいことですが、何で世界一でなければならないのか?と言うのがアホらしいと思ったところです。

 日本だって、順調に伸びているんだから、気にしなくて良いんじゃないかと思うんですが……。日本が世界一でなくなったら、何で「新たなてこ入れ策」が必要なのか?と言うあたりが全く見えてきません。

 この書き方だと、日本の太陽光発電が減ってきていても世界一だったら問題ないような感じですね。こんなアホな記事ばかり書いていると読者がはなれていきまっせ、と言いたくなりました。(まあ、ネタには使わせてもらってますがw)

2005.07.08

野球とソフトボール、五輪から除外

を【五輪】野球、ソフトボールを除外-2012年ロンドン五輪  
【シンガポール8日共同】国際オリンピック委員会(IOC)は8日、シンガポールでの第117回総会で、2012年ロンドン五輪の実施競技から野球、ソフトボールを除外することを決めた。1992年バルセロナ五輪で正式採用された野球は、世界的な普及度の低さなどから支持を得られず、5大会で五輪から姿を消すことになった。ソフトボールと合わせた日本のメダル有望種目である両競技の五輪除外は、日本スポーツ界に大きな衝撃となった。(SANSPO.COM)

 残念なことですが、普及度を考えると仕方がないのかも知れませんね。

 実は今の家内とつきあう前……つまり、ただの友達だった頃、家内があまりにもスポーツについて無知なので、中国語の練習もかねて、いろんなスポーツのルールを中国語で教えたことがありました。

 その中で、一番苦労したのが野球です。説明していて思ったのは、「ぐるりと一周して、同じところに戻ったら一点」というのが実に不自然であるような気がしました。大抵の球技は、一定の目標に向かって進んでいく(あるいはそれを邪魔する)ことで、競技が成り立っているのですが、同じところに戻ってくるって、何のために頑張ったの?と言う感じです。

 まあ、そんな戯れ言はともかく、頑張っている選手にとっては目標がなくなってかわいそうですね。特に中国で野球とソフトをやっている選手たちは、将来の仕事も含め、様々な可能性を失ってしまったことになります。

愛ちゃんに負けた!!

 これは以下のブログに対するトラックバックです。

北村崇師(Kitamura Takashi)@北京 ブログ:素晴らしい!がんばれ愛ちゃん! 

 上のURLからたどれば、福原愛選手のスペシャルインタビュー番組を見ることが出来ます。これを見てオジサン、びっくりですわ。中国語で食っていける実力者ですね、彼女は。まあ、時々簡単な単語が出てこないみたいだけど、基本的に「参りました」という感じです。

 番組の内容の方は、遠慮を知らない……というか、相手の気持ちを全く考えることの出来ないインタビュアーの無神経な質問がたくさん出てきます。愛ちゃん、泣いちゃったり、「何でこんなことまできかれなきゃいけないの?」と日本語でつぶやいたり……まあ、大変ですね。

 一番うけたのは「没戯ma?」と言ってインタビュアーに詰め寄るところ。どんなアホな質問にも、一生懸命マジメに答えようとしていて、好感が持てます。笑えるシーンもたくさんありますが、狙って笑いを取ると言うよりは、素で笑いを取っている感じですね。いずれにしても、愛ちゃんのけなげさでインタビュアーの品のなさがカバーされていると言った印象でした。

 あと、面白いと思ったのは、中国側でどうも「今、福原選手に卓球を教えて、将来的に中国選手より強くなったら困る」という不安があるらしいこと。愛ちゃんは早熟型だから、そんなに恐れることはないんじゃないか……なんて、言ったら失礼ですかね。

 いずれにしても、卓球で負けても悔しくないけど、ネイティブじゃない人に中国語で負けたら悔しいんですよ<わたくし(笑)。もっと頑張らんといかんですな。

2005.07.02

圧政国家

「圧政国家」発言の撤回要求 北朝鮮、復帰時期示さず

 北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議参加国の高官や専門家による非公式会合は1日、ニューヨークで3日間の日程を終え閉幕した。北朝鮮の6カ国協議次席代表を務める李根(リ・グン)・外務省米州局長は閉幕後、米国に対し「圧政国家」発言の撤回を求めたと記者団に表明。北朝鮮側は会合を通じ、協議復帰への具体的期日も示さず、注目された協議再開問題で大きな進展はなかった。(Sankei Web 国際 「圧政国家」発言の撤回要求 北朝鮮、復帰時期示さず(07/02 08:10))

 まあ、人間「本当のこと」を突かれると頭に来るもんなんでしょうな。わたしゃ、あの人たちが「日本は軍国主義だ」とか何とか言っても何の気にもなりませんが。

 それにしてもこの記事の最後の解説部分、気になったなあ。

■圧政国家 ライス米国務長官が今年1月18日、上院外交委員会の指名承認公聴会で、人権を抑圧しているとして国名を挙げて批判した国家。北朝鮮、イラン、キューバ、ミャンマー、ベラルーシ、ジンバブエの計6カ国。ブッシュ大統領も同20日の就任演説で「自由の拡大」と「圧政の終結」を目標に掲げ「米国は抑圧されている人々を座視しない」と述べた。しかし、名指しされた北朝鮮などは強く反発、発言の撤回などを求めている。6月20日には、ドブリャンスキー米国務次官が「圧政国家」の具体例として北朝鮮を名指しで批判した。(共同)(Sankei Web 国際 「圧政国家」発言の撤回要求 北朝鮮、復帰時期示さず(07/02 08:10))

 圧政国家ですか。何か抜けているような気がするんですが。イランですら、大統領を選挙で選んでいるんですからねえ。あの国が入っていないのはちょっと……

人工調節機構とトージョーさん

  下の記事を書いていて思い出したのですが、毛沢東、スターリン、ヒトラー、ポルポトの4人は20世紀の4大人工調節機構だ、と言われていますね。主席さまにとっては、ポルポトは仲間だけど、スターリンとヒトラーは親の敵クラスの死対頭ですね。こういう人たちと一列にして論じられるというのは主席さまサイドではどういう感じなんでしょうか?

 あと、この人たちと比べるとヒデキさんなんて、可愛いもんですな。一応中国ではヒトラー並みの大物扱いですが、この人、どう見ても小物ですよね。拳銃を使っても自殺できない小心者……戦陣訓を強制してきた立場の人とは思えない情けなさです。あの戦陣訓のために、どれだけの「死ななくてもいい人」が死んでいったか……どうせならフセインみたいに逃げまくるとかすればまだ悪人としての華があるのに、自殺未遂だもんね。

大躍進にまつわる話

 あれは、2~3年前、中国に留学してから、一時帰国したときのことです。とある古本屋さんで、某新書の古本を見つけました。その本は、「中国の現代史」みたいな題名で、某新書のことですから、当時の偉い学者さんが書いたものだったのでしょう。

 で、ぱらぱらとめくって、最後のあとがきの部分を読んでビックリ!! 何とそこには「今、中国では大躍進が行われており、農民たちのやる気を引き出し、効果が上がっている」と言うような内容が書かれてあるではありませんか!!

 今から見れば、これは全くの「トンデモ本」。某新書がトンデモを出すとは……それにしても、学者先生、本当に水増し報告された鉄鋼(くず鉄)生産量とか、スズメ退治運動とかを真に受けて信じていたんでしょうか?

大躍進

 馬寅初さんについて、書いたんで、ついでに大躍進についても書きます。

 半日デモ(ママ)が華やかなりし頃、欧米のマスコミが「中国の教科書も歴史をごまかしている」と批判しました。右翼系ブロガーのみなさまが、「それ見たことか」とばかりに取り上げていたので、ご存じのかたも多いでしょうが、欧米マスコミが「ごまかしている」と指弾した歴史はそのほとんどが「南京」ではなく、「大躍進」を例に挙げていました。

 かの有名な文化大革命(文革)については、中国共産党も「あれは間違いだった」と認めております。まあ、認めると言っても、口で言っているだけで、本当に反省しているものが採るべき行為、当時の被害者に対する真摯な謝罪や賠償行為などにはほとんど手をつけていませんが。ただ、「大躍進」については、教科書にすら載っておらず、どうも「あまり触れたくないこと」のようです。(とはいえ、このことが天安門事件並みの「言ってはならない事件」になっていると言うことではありません。)

 さて、「大躍進」ですが、元々は「社会主義はすばらしい。資本主義なんかダメだ。今は、建国したばかりだから、資本主義国に及ばないが、中国は短期間のうちに資本主義国を抜くだろう」という趣旨のようです。まあ、趣旨はご立派なんですが、それがそのうちに飛躍して「とりあえずアメリカには勝てないかも知れないが、その次ぎのイギリスぐらいならすぐにでも追い抜けるわい」という妄言に変わり……いや、妄言も言っているだけなら害はないのですが、「きっと抜ける。具体的には鉄鋼生産高なんて、今すぐ抜けるもんね」と具体的目標まで出てきたからタチが悪いというか何というか──戦前の日本もそうですが、こういう精神論というか、美辞麗句の建前論を利用して、みんなを鼓舞(扇動)するのは良いのですが、扇動者までが、それを信じ込んでしまうと、全体が暴走して収集がつかなくなるものです。

 ……で、どのように暴走し、収集がつかなくなったかと申しますと、まず、鉄鋼については、とにかく短期間でイギリスの生産量を抜かなければならなくなったワケです。しかし、実際に鉄鋼を生産しようとしたら、原料の鉄鉱石を採掘するか、輸入するかしかないのですが、当時の中国にはそんな力はありません。そこで、仕方がないので、当時一般人民の家にあった鉄製のもの──鍋やクワなど──をすべて溶鉱炉に放り込んで……おっと、溶鉱炉というのも、たいそうなものです。当時の中国には、イギリスの製鉄所のような溶鉱炉はありません。仕方がないので、各世帯毎に小さなカマをつくって、そこに放り込んでとりあえずくず鉄のかたまりを作ります。このくず鉄のかたまりは精錬もされていなければ、特殊加工も何もない──けれん味を排した正真正銘・正統派のくず鉄でした。つまり、実際に使っていた調理器具や農具をつぶして、一生懸命にくず鉄を作っていたのです。

 これを一地方だけでやっていたのなら、笑い話ですみますが、全国レベルで大々的にやったんだから救いがありません。男たちは、くず鉄づくりにかかりきりになり、農作業をするのは女性だけになってしまいました。女性たちも、農機具が無いから、全部手で農作業をこなすと言う原始時代のような状態です。その上、スズメは農作物を食べるからと言う理由で、全国的にスズメを退治する運動を繰り広げ、結局スズメを天敵としていた害虫の大量発生を招くなど、いろんな要素があり、農業生産が激減しました。もちろん、スズメ退治にも大量の人手がかかっているのは言うまでもありません。

 それ以外にも天災の影響もあったようですが、これだけの人的問題を引き起こしたあとでは、単なる言い訳?に思えます。ともかく、この間、中国では2000万人とも5000万人とも言われる人たちが餓死したのです。

 ちなみに以下のリンクによると大躍進はたったの一年か二年くらいで終わっています。長期間(約10年)に渡った文革でも、人口が大量に増えている(のも問題ですが)ことを思えば、密度として大躍進の失政度が文革を遙かに越えることは疑いのないところでしょう。

大躍進政策 - Wikipedia 

中国人口政策(の失敗)

 中国の人口政策というと「一人っ子政策(計画生育)」が有名ですが、実は、この一人っ子政策をやる前……というか、中華人民共和国の建国直後は「産めよ増やせよ」ばりの「人口資本説」というのがまかり通っていました。これは、簡単に申しますと、「人口は多ければ多いほど良い」というものですが、問題なのは、これを唱えたのが偉大領袖・毛主席だったということです。

 つまり、これは、「それは、ちょっと違うんじゃあ……」と思っていても、誰も怖くて、反対できない「説」だったのですな。しかし、勇敢にもこれに反対した学者さんがいました。その人の名は、馬寅初と言います。北京大学学長だった馬寅初さんは、「新人口論」を発表し、対策を講じなければ、人口の増える速度は農業生産の増える速度を超え、将来とんでもないことになると警鐘を鳴らし、早期の人口抑制政策導入を提唱しました。

 しかし、と言いますか、案の定、これは、偉大なる領袖の逆鱗に触れ、馬寅初さんは、批判され、失脚されます。その後、偉大なる領袖率いる中国共産党は「大躍進」という大失政をやらかし、2000万人とも5000万人とも言われる餓死者を出します。大躍進は、一年ちょっとで終わるのですが、その後、かの有名な文化大革命が起こり、中国は暗黒時代を迎えます。

 その文革初期、大躍進の反動から、ベビーブームが起こり、人口が大量に増えるのですが、当時の偉大なる領袖さまは、何の手も打たず、増えるに任せていたようです。まあ、もしかしたら、文革にまつわる一連の騒ぎは、一種の人口対策だったのかも知れませんが、表だって人口抑制政策を語る人は1人もいませんでした。と言うか、語りそうな人は、みんな、批判されるか、左遷されるか、労働改造所にいれられるか……少なくとも、主席さまの目の届く範囲内から排除されました。

 果たして、中国の人口は、順調に伸びます。しかし、生産力は、文革の偉大なる成功(当時日本の大新聞も大絶賛)もあって、あまり伸びませんでした。結果、いろんなところに問題が出てきたのですが、人口抑制策の必要性が説かれるのは、偉大なる赤い太陽の主席さまが逝去なされてからのことです。

 1979年、馬寅初さんは、名誉回復されました。そして、中国共産党は、別の意味で悪名高い一人っ子政策を始めます。もし、これがなければ……というのは「歴史のIF」を語る行為だと思いますが、中国では、このことに対し、「錯批一人、誤増三億」(1人を間違って批判し、三億人の人口が間違って増えた)と言われています。

詳しくは、以下参考。

ハイハイQさんQさんデス-中国ビジネスのススメ 

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