中学生時代教師より受けた「脅迫」
mixiで、中学や高校(母校)のコミュに入ってから、いろいろと昔のことを思い出しているのですが、今日、思い出して、強烈に書きたくなったことがあります。
あれは、わたくしがリアル中学生だった頃、確か二年生だったと思います。もともと、ナマケモノのわたくし、美術の授業はあまり好きでなかったこともあり、美術の課題をずっと提出せずにほったらかしにしておりました。すると、美術担当の教師に呼ばれ「このまま提出がないと評価のしようがなく、内申書に10段階評価の1をつけざるを得ない」と脅迫されました。
彼女としたら、単に事実(課題提出がなければ評価のしようがない)を伝えたつもりだったのかも知れませんが、当時のわたくしは、それを「脅迫」と取りました。当時は、わたくしも、血の気の多い方でしたから、その言葉を聞いたとき意地になり「絶対に出すもんか」と強烈な反発を覚えました。わたくしの立場から見ると、彼女は、自らの「内申書を書く」という職権を利用し、生徒を自分の言いなりにしようとしていたのです。ただ、生徒の立場からすると、そんなことで一生を狂わせるようなことになるんだったら、課題を適当にでも仕上げて出してしまった方が有利に違いありません。おそらく教師も生徒がそう思って、おとなしく屈するだろうと判断したのでしょう。しかし、中にはわたくしのようなへそ曲がりもいて、そう言われたら逆に意地でも出したくなくなるような人間もいるのです。
当時、兵庫県の公立校の入試は、内申書を重視すると言うことになっていまして、もし、内申書に1がつけられるとそれだけで入試の結果に大きく影響することになります。現実に、3年生の時の面談で、担任より「一科目だけ1があるから、合格しないかも?」と言われました。もし、わたくしが高校受験に失敗していれば、親は「公立校に受からなかったら就職しろ」と言っていたので、わたくしが高校に行くことはなかったでしょう。しかし、それで失敗しても、わたくしは後悔していなかったと思います。内申書のためにあんな卑劣な人間に屈服するなど、わたくしには出来ないです。冷静に考えると、あそこで屈服しておいて、それなりの点をもらった方が、人生としては得なのかも知れません。でも、今の自分であっても、あの「不正」には、屈服しないでしょう。
要するにわたくしはアホなんだと思います。そんなアホでも、何とか生きていけるのですから、世の中以外と甘いのかも知れませんね。
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