ここがヘンだよWBC
今、日本では話題沸騰、世界では完全スルーなスポーツイベントと言えば、WBCですが、わたくしが、「違和感」を感じるのはその組み合わせです。
普通、こういう組み合わせを決めるとき、予選で戦ったもの同士は次のラウンドではまず当たらないようにするのが普通だと思うんですよね。たとえば、アジア予選を勝ち上がった韓国と日本は、次のリーグ戦は別の組に入れるとか、決勝トーナメントの組み合わせは、一組の一位対二組の二位、二組の一位対一組の二位という風にするとか……。それが全く逆になっているために、結局全部を通じて日本対韓国が三回もあるというすごくヘンな組み合わせになっているわけです。世界的に話題沸騰なサッカーのワールドカップで言いますと、アジアの二強である日本と韓国は、アジア予選でも当たらない組み合わせになっていますから、当たるとしたら本戦の決勝トーナメントでしかあり得ません。
今回、日本が韓国に勝ってしまったら、韓国サイドから見ると対日本2勝1敗で勝ち越したのに、最後に負けたためにすべてがおじゃんになった……ということになります。また、せっかく予選リーグで一位になっても意味がないということになります。
逆に日本サイドから言うと、二連敗したけど、最後に一勝すれば全部取り返せるという「おいしい」話になります。こんなんだったら、予選リーグで一位になる価値は全くありません。逆に言えば、二位になれば十分なので、二位が確定した時点で後の試合は手を抜いてもかまわない訳です。
あと、思うのは、WBCで活躍しているのはキューバ以外はほとんどが大リーグの選手なワケで、これだったらWBCなんか見なくても大リーグだけ見ていれば十分なんじゃあ……ということ。むしろ、日本の松井とか、大リーグを優先させてWBCに出ていない選手もたくさんいるんだから……。
« 中国の裁判官の待遇 | Main | WBC日本決勝進出 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 5月17日京都北野天満宮、伏見稲荷(2024.06.15)
- 5月2日マクドナルドを食べた話(2024.05.18)
- 4月20日お寿司を食べた話(2024.05.08)
- 離党勧告と別離声明(2024.04.17)
- さとしゃぶを食した話(2024.04.09)
Comments