安部首相の謝罪問題
ちょっと古い話題になりますが、以下のニュースについて書きます。
まず、事実(上記記事ほか)から書きますね。
3月1日 安部首相が、「強制性を裏付ける証拠がなかったのは事実」と発言し、米下院で非難決議が採択された場合でも謝罪しない考えを表明。
(その後、中韓はもとより欧米でも非難論調が高まる)
3月11日 安部首相が11日にNHKのインタビューに対し、従軍慰安婦問題で「心からのおわび」を語った。
次は、わたくしが中国で見たニュース報道の要約です。
3月1日 安部首相は、マスコミに対し、慰安婦事件などなかった、謝罪の必要なしと明言。
(その後中国などで非難論調が高まる)
3月11日、(その舌の根が乾かぬうちに)安部首相が11日にNHKの番組(動画つき)で、従軍慰安婦に対して謝罪した。
これをもって、中国が火消しと取れる人はかなりアレですな。
わたくしには、事実を捻じ曲げて日本の首相をネタ扱いにしているようにしか見えませんでしたが。
ちなみにテレビ局は鳳凰電視台という香港を足場にして中国国内に放映しているテレビ局です。サース事件のとき、蒋医師の直訴を黙殺したテレビ局でもあります。よって、「火消し」が中国政府の方針であれば、それに逆らう報道をすることは考えにくいです。
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