煙害緩和に人工雨=水掛け祭りの期間延長も-タイ
タイのニュースです。
このニュースに感心しました。理由は、中国とは違って「人工雨対策実施前に公布」というところです。
中国だったら降ってから「実はやってました」という事後申告報道だから、失敗してもみんなにばれないもんね。
似たような手口に「公共工事の完成予定日を告知せず、完成後『予定を繰り上げて完成させた』と自慢する」などがあります。
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雨雲って、地域同士で取り合いしている状態ですから事後申告報道でないとまずいらしいですよ。失敗云々以前に、風上の地域で人工降雨やっちゃうと、本来もっと風下で発達したはずの雨雲が枯れちゃうので。
すでに雨雲争奪戦の泥仕合もあるのだとか....。
Posted by: 岸上 孝 | 2007.03.22 01:23 PM
どうもコメントありがとうございます。
まあ、雨雲のないところに雨を降らせることは不可能として、「雨が降りそうなときにやってみる」程度のことだと思うんですがねえ。個人的に。
これをやって、ほかの地域で降るはずだった雨まで降らせることができるもんなんでしょうか。
Posted by: 河村 豊 | 2007.03.27 06:22 PM
ども、岸上@中国です。
おっしゃる通りで、確か雨雲になりそうな雲に触媒として硫化銀か何かを散布すると、水蒸気がそれを核としてくっつき合い、雨になるそうです。
ですので、いずれは他の地域で降るような雲を見つけて雨をぶんどる....と言うのが人工降雨だそうです。無理矢理やってぱらぱらと少し降ると言う映像は見た事があります。
これが必要な時って、付近一帯が水を欲しがっている時なので「どこでやるのか」でケンカになる事があるとか。
Posted by: 岸上 孝 | 2007.03.28 10:46 AM
なるほど、つ~ことは、21世紀の水争いは、川上川下ではなく、風上風下の争いになるかも……ということですかな。
まあ、いずれにしても雨雲がないと話にならないんですが。
Posted by: 河村 豊 | 2007.03.29 08:39 PM