大学入試期間中はナイター工事中止
今、中国では「高考」といわれる大学入試の真っ最中です。(今日が三日間の三日目)
これは、日本で言えば「センター試験」(って今は言うのかな?)のような試験で、全国統一一発勝負試験で、このテストの結果で志望大学にいけるかどうかが決まるというある意味公平、ある意味残酷な試験であります。
最近テレビを見ていてもこの話題ばっかりで、なんだかうんざりしてきます。どうやらみなさん、「このテストで人生決定」と思い込んでいるようで、「なんだかなー」という気がします。
大体親とか先生が当たり前のように受験生について試験場まで来ていたりして、個人的には「自分ひとりで試験も受けられないようなやつは、たとえ一流大学に受かってもその後の人生見込みなし」と思うのですがw。
それ以外にも書きたいことはいろいろありますが、入試期間中というわけで、表題のナイター工事が中止になっています。工期が短すぎるせいか、こっちでは、よく夜中に工事をするというのが見られますが、それをこの三日間だけ禁止にする、というもので、これも受験生のためなんだそうです。
これもねえ、普段から付近住民の迷惑になるナイター工事をのさばらせておいて、この三日間だけ禁止っていうのも、腑に落ちないんですが。
試験の結果なんて、試験場に入る前にほとんど決まっているものなんですよ。この三日間だけ、受験生に気を配っても仕方がないってことをみんなわかってないんじゃあ、、、。あと、「試験で人生が決定」なんて、トレビヤーンな考え方をなんとかせんといかん、と思うのはわたくしだけでしょうか。人生がそんなに単純なら誰も苦労しないんだけどなあ、皆さん、関係ない方向に苦労しているような気がして、、、。
それ以前に、今頃大学出ても就職難で、大卒より工業高校あたりを卒業したほうが職が見つかりやすい……ということをみんな忘れていないか?
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