歴史は勝者が作るもの?
歴史は、勝者が作ってきたものです。だから、歴史の真実を知ろうとしたら、そのあたりを引き算できる能力が必要です。
で、第二次世界大戦においても、その歴史は、勝者が作っており、本来勝者でもなんでもないはずの韓国が、無理につくろうとした歴史が「従軍慰安婦」であります。
幸い、といっていいのか、この「歴史」は、勝者の歴史と論旨が一致したため、勝者側に受け入れられることとなり、今米国議会がこれに関する決議をしようという段階にきております。
相手は、今の世界を握っていますから、これに反駁することは、ほぼ不可能に近いです。反駁は無理でも、反駁を試みる側は、事実を一つ一つ申し立てていくしかないのです。しかし、相手は力を持っているものですから、そんな「事実」には聞く耳持たないし、力で押し切ろうとするのです。
今回の慰安婦決議にまつわる動きは、そのもっともたるケースですね。今回の決議の引き金になったのは、日本の有志たちが米国の大新聞に出した「意見広告」だったそうです。「意見広告」は、「意見」に過ぎません。それが気に入らなければ反論すればいい。特に「証拠はなかった」という意見に対するには「証拠」をもって反論すれば、きれいにカタがつくわけです。
それを「決議」という力で押しつぶそうとする。まさに勝者の論理ですな。ただ、正義の論理ではないし、事実を探求しようという姿勢がまったく感じられないやり方でもありますが。
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