『美味しんぼ』にうける
この間、日本料理屋さんで『美味しんぼ』を読んでいたら、今見ると、とても面白くなる話を発見しました。
それは、「冷やし中華」の話で、山岡さんが、必死になって「おいしい冷やし中華」を作るのですが、雄山先生に「おれが作ったほうがうまい」といわれ、雄山方式で作った冷やし中華を食べてみんなびっくり。「こっちのほうがうまい」。で、なぜ、うまいかという理由が「中国製の調味料を使ったから」……。
たぶん、今だったらこういう展開は無理ですねえ。今だったら、こんな感じでしょう。
「むっ?この醤油の芳醇な香りは?」
「人毛100%の醤油を使っておりますから」
「この目に来る感じ。もしかして、料理酒は……」
「さすがですな。100%メチルアルコールを使用しております」
「じゃあ、この油は……」
「どぶの底からさらった油を再利用したエコ油でございます。」
「ということは、塩も……」
「もちろん、工業用100%です」
「ぐはっ!!」
……というような具合になるんでしょうなあ。
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