中国ビジネス最前線?
最近はネトゲにかまけてニュースチェックもしてないのですが、こういうことが日本で報道されているかどうかわからないまま、以下の記事を書きます。
中国で仕事をして5年になりますが、正直言って今の状態は5年前とまったく違いますね。5年前は「外資企業ウェルカム」だったんですが、今じゃあ「外資企業イラネ」という感じです。その中で、我々のような昔からある企業は、じわじわと締め付けにあいながら、生きる道を模索している状態です。
一言で言うと「中国で金儲けしてウマー」という時代はすでに終わった、と思います。
なぜそうなったかというと、結局は欧米の圧力に屈しているわけですよね。昔の日本みたいに「お前だけ金儲けしてずるい」といわれて、空気を読んでいるわけです。日本から見ていると、中国は自分勝手で空気読めないタイプに見えるかもしれないけど、結構素直なところもあるんっすよね。
怖いのは、今、ブレーキを踏んでいる状態なのですが、ブレーキの効きが悪く、もっと踏み込んでみようということの繰り返しになり、ある日突然頓死という状態ですね。
なんだかんだいっても中国は外資なくてはやっていけない体質なんだから、空気読むのもいい加減にしてほしいな、と思います。
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Comments
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今年元旦から施行された「労働契約法」はかなりつらいと思いますね。年金や社会福祉を企業にみんな押しつけようというものですから、
日本企業は夜逃げするしかなくなるんじゃないかなあ。。
Posted by: 山科 | 2008.01.20 07:17 PM
まあ、それ以外にもいろいろと厳しくなってますからねえ。
夜逃げできればいいんですが、うちみたいな会社はそうも行きません。
撤退も一筋縄でいかないのが中国の難しいところでありますw。
Posted by: 河村 豊 | 2008.01.22 09:35 PM