中国粉ミルク汚染事件 故意に有害物質混入? 全国調査開始
ちうごくで今旬な事件は、これですな。
「中国粉ミルク汚染事件 故意に有害物質混入? 全国調査開始」世界から‐中国・台湾ニュース:イザ!
お得意の食品品質事故です。
粉ミルクと言えば、以前、タンパク質が少ない製品のせいで、頭が巨大化した赤ちゃんが続出した事件がまだ記憶に新しいところですが、今回は腎臓結石です。
人間の3大痛みといわれる腎臓結石で、しかも、赤ちゃん故、手術もままならないそうで、、、本当に許せない事件ですね。
今回問題を起こした三鹿という企業は、大企業だったこともショックを大きくしていますね~。
ただ、この記事のこの部分はちょっと説明不足かな?
石家荘市政府は「酪農家から牛乳を買い取る過程で、不法分子が利益を上げるため、水で薄めた牛乳にメラミンを添加した」とみて、公安当局が関係者を取り調べたことを明らかにした。メラミンを添加したのはタンパク質の純度を高くするためとみられる。メラミンは化学工業用物質で、人体の泌尿器系に結石を発生させる作用もある。
メラミンには、窒素原子がたくさん含まれているため、これを混入すると、窒素原子含有量が高くなるそうです。で、タンパク質濃度の検査は、窒素濃度を測るだけなので、混入後は、高タンパク質という誤判定を引き起こすらしいです。
あと、「メラミンは水に溶けにくいので牛乳に混じっていたことは考えにくい」とか、「2月の時点ですでにわかっていたのに、今まで隠していたのはオリンピックのせいか」とか、いろいろと批判が渦巻いております。
これで思い起こされるのは、今年の初めくらいだったか、「輸入粉ミルクが大人気」という報道です。これって、もしかして業界の事情通とかが、「国産やべー」ということに気づいたから、そういう動きにつながっただけなのでは?と邪推してみたりして、、、。
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