不如帰
青空文庫で徳富蘆花の小説『不如帰』を完読しました。
とても文章がきれいでわたくしのような古い人間には、ぴったり来る世界観でしたね~。特に印象に残ったのが山木の奥さんです。この人は、完全に悪役なんですが、京都の出身という設定で、非常に美しい関西弁をしゃべります。悪役のセリフですから、言ってる内容もろくな内容じゃないのですが、それでも非常にまろやかで美しい関西弁です。
以前にも書きましたが、関西弁というのは非常に優雅な方言です。その一端を味わえたような気がしてうれしかったです。(まあ、本筋とは関係のない部分ですけどw)
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