少子化問題について

少子化問題、高齢化問題はこのままでは逃れることのできない国難ですね。

２ちゃんねるなどで若い人の意見を見ていると「将来の不安があるので子供は作れない」という意見が多く見られます。中には格差問題が諸悪の根源とする向きもあるようですね。

わたくしはこのような意見には同意しません。むしろ少子化の最大の原因は日本の格差が少なすぎることにあると思います。日本の歴史の中で、すべての若者の将来が保障された時代などは、いまだかつてありませんでしたし、将来もありえないでしょう。世界的に見ても、食うや食わずの貧困層が子供を産みまくって逆に人口問題になっているくらいです。

わたくしたちのご先祖さまたちは、「将来が保障されているから」「生活に十分余裕があるから」子孫を残してきたわけではありません。

まあ、少子化解決「だけ」を考えるなら、もっと格差を拡大して、日本のあちこちにスラム街ができるくらいまでにした方がいいのではないでしょうかね。そうすれば、娯楽もない、食べ物もない、希望もない人たちが、本能的に子供を産みまくることでしょう。

まあ、現実的にはもう受け入れるしかない段階まできていると思いますね。ただ、愛国者を気取っている人たちには、ここで一肌脱いでいただかないと、とは思いますがね。