上海ディズニーランドは文化侵略なのか?
ちょっと古い話題になりますが、上海にディズニーランドができるそうです。
で、その頃ラジオでこの話題をやっていたのですが、「アメリカの文化侵略だ」とか「中華文明は確固としており、この程度で動じない」などという意見が主流でした。
こういう考え方って、何かすごく違和感がありますね。まず、ディズニーランドがアメリカ文化っていう見方がなんかおかしいです。日本にもディズニーランドがありますし、わたくしも、ディズニーの映画を見たことはありますが、正直言ってあれが「アメリカ文化」だという意識はありません。当然、知識としてウォルトディズニーがアメリカ人で、そのスタッフも、ほとんどがアメリカ人だっただろうし、制作場所もアメリカであったことは知っていますが、すばらしいアニメ映画だという感動がまずあって、「アメリカ文化」云々は後回し、、、というか、すでに人類の文化遺産に近い地位を得ていると思います。
同じようにわたくしの好きな漢詩も、中国のものという意識はありません。中国と言うよりは漢字文化圏の財産であり、当然その中にはたくさんの優秀な日本人の詩人も含まれます。
なんちゅーか、文化ってものは、そんな風に国境で線を引くものではなく、いろんなすばらしいものが融合して、さらにすばらしいものが出来ていくって感じだと思うんですが、違いますかね~。良いものはいい、面白いものは面白い、かっこいいものはかっこいい。それでいいんじゃないですかね。少なくとも、そんな色眼鏡でアニメ見ても絶対に面白くないですよ。
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