本日の亡国至亡而後知亡100219その2
最近政治の世界を見ていて思うのが「政権交代の意義」です。
今回与党で複数の「秘書が起訴される」という事態が発生しました。これは、自民党時代にもよくあった現象です。
そして、結局秘書のせいにして政治家本人は責任を取らない。これも自民党時代に見覚えのある出来事です。まあ、中には責任をとって議員辞職した人もいましたがw。
ここで仮定の話に入りましょう。今の与党だって永遠に与党であり続けるわけではありません。いつか下野します。その時、新しい与党で類似事件が発生したとしたらどうでしょう? 野党となった民主党は、どうやって与党の「政治とカネ」の問題を追求するのでしょうか? どう追求しても「あなた達には言われたくない」と言われて終わりでしょう。
つまり、今回の民主党の行為によって「秘書のせいにして逃げる」というパターンが確立したのです。
もし、今回の一連の事件で民主党の政治家たちが責任をとってけじめをつければ、下野後の民主党は新与党の疑惑を追求できます。これは新しい流れです。
しかし、そうはならなかった。今後民主党が第三党以下に落ちない限り、このパターンは磐石でしょう。民主党はパターンを作ったのです。
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