大学生の就職難
池田先生の就職難に関する記事を読みました。
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51465063.html
これを読んで中国のケースと非常に似ているように思いました。中国でも大学を大量に増やし、大卒者が増えた結果、就職難になっています。ただ、中国の大学では入学者の水増しなんてしませんがね。
中国の就職難ついて、もう一つ原因があると思います。それは新卒者の定着率の低さです。これは新卒者に限らず、入社した若者がすぐに辞めてしまうという現象ですね。雇う側から見ると「どうせすぐ辞めるんだから」という視点で雇用せざるを得ません。つまり、「今はなにもできないけど、この子を育てて」なんて余裕はないのです。育てて一人前になれば、すぐやめていってしまう。企業は職業訓練所ではありませんからね。
そうなってくると結局は「即戦力しか雇わない」というスタンスになっていきます。で、大学がちゃんと「即戦力」を社会に送り出していれば問題はないのですが、残念ならが中国の大学でやっている教育はいまだに暗記中心の教育だったりします。
日本でも中国でも大学の教育がもう少し社会の需要とマッチすれば、この事態は緩和されるでしょうが、教育者側にはなかなかそういう発想はないみたいです。
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いつも楽しく観ております。
また遊びにきます。
ありがとうございます。
Posted by: 履歴書の書き方の見本 | 2010.08.10 09:39 PM