ムダを削るということ
ムダを削る--民主党のえらい先生がよく言う言葉ですね。
しかし、政府予算を削るというのは口で言うほど簡単ではありません。なぜなら、どうしても必要な経費もあるし、それで生活している人もいる。どうやって、重要性を見分けるのか、それがあの詐欺師集団にできるとはとても思えないんですがね。
で、下のリンクにあるグラフを見て欲しいのですが、日本のGDPと政府債務の比率を見たグラフです。
ここでまず注目したいのは、1935という数字の上にある平らになった部分です。これは、わたくしの尊敬する高橋是清翁が必死の努力で緊縮財政を取った結果です。当時、是清翁は、「皆に我慢を強いるのだから」と言ってわざわざ禁煙までして各部門に経費削減を要求したのです。その結果、暗殺されることになるのですが、まさに命がけの(これもある民主党のえらい人が口にした言葉ですねw)「ムダを削る」だったわけです。
ちなみに2005という数字の上もちょっと平らになっていますね。これは言わずと知れた小泉内閣の仕事です。
小泉さんのリーダーシップでなんとかできていたことが民主党のみなさんにできるのかな?
まあ、口だけの命がけ、不退転ではどうしようもないでしょうなあ(棒読み)
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