広東語デモ
このニュースは面白いね。
【上海=河崎真澄】中国南部の広東省を中心に使われている「広東語」の擁護を求める住民デモが1日、同省広州市と香港でほぼ同時に行われ、北京語を基準とした「普通話」(標準語)に対する反発が広がっている。
こういうのって、二つの側面があると思います。ひとつは、広東語が現地の人にとって如何に大切なものかってこと。もうひとつは、政府がそういう現地人の空気を読めなくなって、抑止政策を発案してしまったことですね。
特に後者の意味合いが大きい。北京政府への反発が背景にある可能性も否定出来ない。
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ふーむ
でも、北京語の人も広東語の人も、同じ漢族なんでしょ?
われわれにすると同じ中国語なんだし……
難しいんですね。
大国ならではの課題なんでしょうか。
Posted by: ピーちゃんの身元引受人 | 2010.08.07 05:41 AM
広東語は一応中国語の方言となってますが、ネイティブ同士で会話が成り立たないほど違いが大きいです。使っている字は同じ漢字なんですが、広東語専門の漢字というのも存在します。
自分としてはこの問題は地方対立という要素より政府幹部が現地住民の空気を読めなくなってるという要素の方を重視したいですね。
Posted by: 河村 | 2010.08.07 09:36 AM