憐憫の情を催す領土問題
尖閣諸島問題で中国側が吠えておりますが、自業自得とはいえ、憐憫の情を感じますなあ。
政府としてはアレだけキャンキャン吠えた以上は簡単に引き下がるわけにはいかないでしょうしね。国民のみなさまも全く事実を知らずに熱くなっておられる方もいらっしゃるようで、、、彼らのほとんどは日本側の主張や今までの経緯など、批判者が持つべき基本的な知識はありません。というか、この国に住んでいて外国語を理解できなければそういう資料を手に入れることすら困難です。
そういえば昔その手のヤバい人とこの問題で論争になったことがありますが、「中国はあのあたりに石油があるという情報を知ってから主張を始めた」とか、「あそこはもともと米国が統治しており、沖縄返還の時に日本に返還された。文句があれば、第二次世界大戦後に米国に言っておけばよかったのにね」とか、「あのあたりは、日米安保条約の適用範囲にあたるから、中国が手を出したら米軍を相手にすることになるよ」とか、まあ、そのあたりの超基本的知識すらなく、「そんなの嘘だ」としか反論できない有様でした。
あの頃は自分も若かったですね。今だったら、そんな輩は相手にしません。基本的に彼らには知識がなく、論理的思考もないので、論争しても何ら発見はないし、時間のムダですからねえ。
今回の件で中国政府が哀れなのは、色々と吠えているけど「所詮国内向けアピール、何も出来はしねえ」というのが国民のみなさまからも見透かされてることですね。まあ、自業自得ですけどw。
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「その手のヤバい人」でない方々の様子などお聞かせ願えればと。
Posted by: HASU | 2010.09.23 12:30 AM
HASUさん、お久しぶりです!!
わたくしが日常的に接しているのは、40代以上の中年ばかり(うちの会社のローカル幹部)ですが、彼らからしても今回の件は「国内向けアピールに過ぎない」と見透かされています。
ただ、アピール対象になっている層もたくさんいるんだろうということも想像できますが。
Posted by: 河村 豊 | 2010.09.23 07:36 PM