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2010.10.10

漢文について

宮崎市定先生の本を読んでいて興味深いお話を見ました。

それは「漢文は読めば読むほど分からなくなる。わからないものをわかったようにムリヤリ思い込むと頭がだんだん悪くなるから、諸君はそういうことはしてくれるな」という趣旨でした。もともとは昔先生にそう言われたという文脈で書かれていましたが、ご自身のご意見と受け取っても差し支えないと思います。

わたくしは浅学者で、漢文が読めるとは言えませんが、漢文を書けます。まあ、わたくしが書くのは漢詩(近体詩)ですけどね。なぜ、こんな浅学ものでも漢文が書けるかというと漢文とは「書く側にとってはとても簡単」な言語だからですw。正直言って投げやりに言葉を並べればいいって感じです(近体詩の場合はルールがややこしいですがw)。

既生瑜何生亮

上は白話小説である『三国演義』の有名なセリフですが、これを日本語に訳すとこういう感じになります。

天よ、なぜ周瑜という人間をこの世に生みながら、諸葛亮という人間を生んだのですか?

これは周瑜が死ぬ直前に言う言葉です(注:あくまで小説の1シーンです)。漢文ではたったの6文字しかないのに、これだけの意味を含んでいます。この文章では固有名詞がそのまま出ていて分かりやすくなっていますが、歴史書でもない限り、人名はストレートにかかれず、出身地や官職、死後の諡などで呼ばれるのが普通です。しかも、モノホンの漢文には句読点や感嘆符はなく、改行もないのでどこで切れるかは自分で判断するしかありません。本に書いてある漢文に句読点や感嘆符、改行があるのは、その本を書いた人が解釈して付けているだけです。

漢文にはなぞかけみたいな部分があり、作者は読者に対してわざと分かりにくく書く。読者がその謎を解けなければ読者がアホってな感覚があります。わたくしも自分が書いた詩を中国人に見せて、その感想を聞くだけで大体その人の古典文学への素養がわかってしまいます。

なんかワケの分からない文章になってしまいましたが、冒頭の宮崎先生のお言葉は肝に銘じたいと思います。

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