2011motogpエストリルの感想
昨日、久々にMotogpを見ました。
見たのはmoto2クラスとMOTOGPクラスだけですけどね。moto2では、高橋選手が3位になり表彰台に乗りました。弟さんを亡くされ、レースどころでは無かったでしょうが、冷静に3位を確保しましたね。
motogpクラスではペドロサ選手が勝ちました。今までの勝ちパターンは序盤から飛ばして後続を寄せ付けない勝ち方でしたが、今日は往年のドゥーハン選手を彷彿とさせるような残り四周まで2位に付けて、最後にスパートという勝ち方。強さを感じさせましたね。
実は、ライダーの勝ちパターンは三種類あります。一種類は序盤から飛ばして後続を寄せ付けない勝ち方。これの代表例は今の選手で言うとケーシー・ストーナー選手とかペドロサ選手ですね。こういう勝ち方は、見ている観衆からすると、一番面白くない勝ち方です。で、もう一つは、最後にスパートして勝つやりかた。これは、上述のドゥーハン選手とかロッシ選手とかですね。見ている観衆からすると「強い」と思わせる勝ち方です。もうひとつは、最後までもつれたレースを競り合いで勝っていく勝ち方。こういうレースが見ていて一番面白いのですが、こういう勝ち方は、ブレーキングがうまい人でないと難しい。今のライダーで言うとロッシ選手かロレンゾ選手。エリアス選手もブレーキングがうまいタイプですが、なかなか最後まで残れないですね。昔の例を出させていただきますと、やはりシュワンツ選手、本当にエキサイティングなライダーでした。
で、今回のペドロサ選手は、二種類目の勝ち方で勝ちました。今までは一種類目の勝ち方が主体だったのですが、実は250ccクラスにいた頃は結構こういう勝ち方をしていました。つまり、あの頃のペドロサ選手が戻ってきたのかも知れませんね。あの頃は、ロレンゾ選手もストーナー選手も全く歯がたたないくらい強いライダーでしたが、今シーズンはその再現になるのかも知れません。
あと、気になったのはロッシ選手。ヤマハやホンダの頃とちがって、ドカティのマシンは乗りにくそうです。昔は、ヒョイヒョイとコーナリングをしていた感がありますが、今は重そうですね。
最後に7位に入った青山選手の健闘を讃えたいです。やはり、冷静で競り合いに強いライダーですね。
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