motogpバレンシア2011
一昨日見たMotogpが面白かったので書いておきます。
まずは、亡くなったシモンチェリ選手の追悼ムードでレースは始まりました。ところが、いきなりスズキのバウティスタ選手がフロントごけして、アウト側に横滑り。その先にいたロッシ選手とヘイデン選手も煽りを食らってDNP。
まあ、もともと天気が降ったりやんだりの小雨模様で路面もレコードライン以外はところどころウエットという状態でしたから、、、とこの状態が後のドラマを生むのでした。
レースはいつものとおりストーナー選手が独走態勢で、それをレプソルの残り二台とヤマハのスピーズ選手が追う展開。レプソルのペドロサ選手とドビッジオーゾ選手はランキング三位争いがあったからか、結構順位を入れ替える面白い展開。ところが、レース後半に後ろにいたスピーズ選手がペースを上げ、二台のレプソルを軽く抜いて行きます。そこで雨が激しくなり、十秒以上の差をつけていたストーナー選手がペースダウン。それほどペースダウンしなかったスピーズ選手が軽く追いついて、抜いてしまいます。あらあらと見る見るうちにラストラップ。ここでかなり差がついていたので、このレースはスピーズ選手のものかと思っていたら、ストーナー選手が今シーズン初めてリスクを冒す(これはレース後インタビューでの談)大激走を見せ、最終コーナーで、立ち上がり重視のラインで勝負をかけて、わずか数十センチの差で逆転勝利、、、似たような逆転勝利は、昔ジベルノー選手がロッシ選手相手に演じたことがありました。更に昔、原田選手が250CCクラスで似たような勝ち方をしたことがあったような、、、と昔話はともかく面白くて珍しいレースでしたね。
今シーズンは、ロッシ選手の見事な空気っぷりとか、シモンチェリ選手の不幸な事故とか、まあ、いろいろありましたが、多分、個人的にはこのレースが一番印象にのこるんじゃないかなあ、と思いました。
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