レッテルを貼るだけの簡単なお仕事です
ちうごくのデモについてですが、広州の花園ホテル(日本領事館があるところ)でデモ隊が散々暴れたあと、若者たちがボランティアでゴミ拾いをしていたのがネットなどで話題になりました。それを見てとあるちうごく人が「暴れたのも80後、90後。ゴミの片づけをしたもの80後と90後」というつぶやきを発せられたそうで、、、今日はその件についてのお話です。
まず、わたくしは80後だの90後だのというレッテルを貼ってすべての問題をその世代の人々に押し付けたり、優越感を感じたりする論法が大嫌いです。そもそも「80後(80年代以降生まれの若者)」にしても、「90後(同上)」にしても、弊社のワーカーさんの大部分がその年代です。彼らの働きぶりがなければ、弊社は存在し得ないと言っても過言ではありません。彼らの働きぶりは、わたくし個人の若いころと比べてもずっと勤勉で、いつも頭の下がる思いで見ております。少なくとも、「世界の工場」を支えているのは「80後」や「90後」の勤勉さであるという事実は誰にも否定できない事実です。
そもそも上記つぶやきはそういうレッテル貼りが間違いであるということを証明しているのです。80後、90後が全部同じ性格であるのなら、ゴミを拾う人などいるはずはありませんよね。だいたい、若い世代は、中年以降の世代に比べると裕福な家庭に育ったというだけなんです。ハングリーさは足りないかもしれないけど、中年以降の世代にはありえない「文明」を持っているんです。それが今回のゴミ拾いの原因なんです。いや、中年以降の世代の方でも、裕福な家庭で育った方にはそれらの特徴があるはずです。
それらを加味せずに「80後ガー」とか言っている人は「いまの若いもんは」と言っている年寄りと同じでむちゃくちゃカッコ悪いと想います。まあ、酒場でくだ巻いているおっさんがそのレベルだったらまだ許せるのですが、高名な評論家の先生までそんなレベルであるというのはいかがなものか、と想います。
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 5月17日京都北野天満宮、伏見稲荷(2024.06.15)
- 5月2日マクドナルドを食べた話(2024.05.18)
- 4月20日お寿司を食べた話(2024.05.08)
- 離党勧告と別離声明(2024.04.17)
- さとしゃぶを食した話(2024.04.09)
Comments