義母の葬式について
また、更新が開いてしまいました。
書きたいことはたくさんありますが、まず義母の葬儀について書きます。
わたくしの義母(妻の実母)は、10月の末に逝去しました。
わたくしと彼女は、少なからぬ往来があり、
わたくしにとってもとても悲しく、信じがたい経験でした。
葬式は義母の故郷で行われ、わたくしの妻と二人の子供と参加しました。
まあ、そこでいろいろと珍しい体験をしたのですが、
こういう状況であるため、写真などは一切とっていません。
義母が危篤状態になった時に妻が先に帰国して、
逝去した後に我々家族が渡中しました。
よって、わたくしが参加したのは、義母の遺骨を墓に送る儀式のみです。
ただ、この儀式だけでも2日かかります。
その間、我々は「孝服」という白い上っ張りのようなものを着ました。
やることはそんなになく、大部分を遺骨が安置された部屋で過ごしました。
実際にやったのは、遺影に対して拝む儀式と藁で出来た綱のようなものを
運んでいる人の後にみんなとついて外を歩いて、
橋の上で燃やすという儀式くらいです。
最後に墓の前で女婿だけで集まって拝んで終わりです。
その二日間、昼間は楽隊と歌手が来て、派手な音楽が鳴りっぱなしでした。
チャルメラの音を聞きながら何か現実離れした感じがして、
テレビドラマの劇中にいるような錯覚すら覚えました。
@例の紙で出来た豪邸やベンツなどが準備されていましたが、
故人はそんな俗物的なものを欲しがる人ではなく、
却って故人の品格を貶めているような気がしました。
あれは単に生きている俗人がほしい物を並べているだけで
故人とは何も関係がないものばかりです。
まあ、そんな感じでしょうか。
葬式とは畢竟残された者達が故人の死を受け入れるための儀式です。
それはどこでも一緒だと思います。
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