〇〇と思っていてー
NHKラジオの中で個人的に一番嫌いな番組は「著書からの手紙」という番組です。なぜ嫌いかは置いといて、この前、不覚にしてそれを聞いてしまうという事態に陥ってしまいました。
そこでは、とある小説家の先生が自分の著書について語っていました。残念ながら、内容は全く頭に入って来ませんでした。逆に心に刻まれたのは、標題の言葉です。この先生の口癖のようで、連発されていました。〇〇の部分には如何にも今風なお花畑的言葉が入ります。そして、キモは最後の部分を伸ばすことで、これにより現役時代の故ノリック選手のような子供っぽさを醸し出していました。
おかげで一週間あまりこの言葉が脳内再生される始末でした。この先生、NHKラジオに出てくるくらいだから、さぞや高名な先生とお見受けするのですが、小説を書いて何かを伝えることは素晴らしくても、ラジオで話して何かを伝えることはできないタイプのように思えました。少なくともわたくしには特徴のある喋り方以外、何も伝わっておりません。
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