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April 2022

2022.04.25

ワクチン3回目

4月16日にワクチンの3回目接種をしました。

今回の接種はいろんな意味できつかったです。

まず、日程的にきつかったです。自分の3回目と子どもたちの2回目が被ってしまい、大久保から西明石まで大返しをする羽目になってしまいました。

あと、副反応です。今回は2日間に渡って発熱しました。最高39.5℃ということで、かなりきつかったです。

自分は一応基礎疾患があるので、4回目も対象となりそうですが、そのときになったらまた考えます。

2022.04.22

親はなくとも子は育つ

標題に使ったことわざですが、自分はずっと「そんなことあるかえ」(こだまひびき風に)と思っていました。

また、あるときに不登校に関する本を読んでいて、「学校に行かなくても子どもは成長します」と書いてあり、その部分に対しても上記ツッコミが自然と脳裏に浮かんだものです。学校に行かなくても成長するなんて、そりゃ身体は大きくなるでしょうが、その程度のことだろうと思っていました。

ところが、です。親はなくとも子は育つのです。ウチの不登校の息子ですが、ここ数年、意識の変化を感じるようになりました。そして、昨年、ウチの不登校の息子が「もくせい教室に行く」と言い出したのです。もくせい教室とは、明石市が運営する不登校児用の自習教室です。

最初は週に一回から、二回に増やして、今は三回に増やそうというところに来ています。


当然、他の子と比べたら、遅い出発、遅い進歩なんでしょうが、比べることはやめてますので、http://zuiyue.air-nifty.com/blog/2021/03/post-f3ccfa.html、どうでもいいです。学校にいる間は同世代間の順位が問われますが、長い人生で見れば、早熟か晩成かとか、いろいろな要素もあり、自分にとってはどうでもいいことです。

とにかく、息子は彼らしく生きて欲しいです。それだけです。

2022.04.11

『兵車行』について

最近、戦争のことなどもあり、杜甫の『兵車行』について考えてみました。


この詩は反戦詩です。反戦詩にもいろいろあって、現場の戦場の悲惨さを伝えるものもあります。しかし、この詩には悲惨な戦場の場面は出てきません。杜甫自身に従軍経験がないこともあり、悲惨さは主に杜甫自身が目撃した兵士を送り出す側の場面を描写することで表現されています。それでも充分貧しい人たちの塗炭の苦しみが伝わってきます。

そして面白いのが、最後のクライマックスです。「君不見」からはじまるこの部分ですが、よく考えてみると、杜甫自身も青海には行ったことがなく、見たこともない筈です。つまり、この部分は完全な「心象スケッチ」です。(幽霊が文句言ったり、泣いたりするところを見ること自体がアレなんですが)それを「君不見」と言っちゃうあたり、まぁこれは漢詩の慣用表現みたいなものというか、合いの手みたいなものなのですが、「誰も見たことないわ」とツッコミをいれたくなるのは自分だけでしょうか。

2022.04.04

漢詩で風刺

風刺という表現方法があります。

ただ、そういうのって、見ていてちょっと品がないというか、作者の品性を問われそうな内容であると思ってしまうこともあります。「人を笑わば穴ふたつ」なんで、正直こういう表現方法に賛同しがたい部分があることも否めません。

漢詩の中にも、風刺した作品があります。特に七言詩で作られた風刺の詩は、七言詩の醸し出す優雅さと相まって、とても美しく感じられます。これ、馬鹿にしているんじゃなく、褒めてるんじゃないかと思うこともあります。律詩書かせたら、ワケのわからないのしか作れない李商隠さんの絶句なんどを読ませていただいて、そう感じます。

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