カモメの鳥類での位置付けについて
昔の歌謡曲を聴いているとバックの演奏の豪華さに驚かされることがあります。例えば、『かもめはかもめ』ですが、イントロのバイオリンの重奏だけで圧倒されそうになります。
その『かもめはかもめ』ですが、作詞は有名な中島みゆきさんです。ただ、内容に疑義があるというか、ちょっと納得できないところがあって、その辺から書いていきたいと思います。自分が見たところ、カモメという鳥は、身体に対して翼の面積が広く、飛翔力という意味に於いては「孔雀や鳩」などとは比べものにならないくらい強いと思います。鳥の価値をどこにおくかについては、さまざまな見解があるのでしょうが、「飛翔力」においた場合、カモメの価値は「孔雀や鳩」を遥かに凌駕していると言えるでしょう。例えば、『孔雀のジョナサン』とか『鳩のジョナサン』などという小説の着想はありえないわけです。
ただ、見た目や可愛らしさでは、カモメより前述の鳥たちの方が上かも知れません。詩聖杜甫も自らをカモメに模して自虐的に描いた五言律詩を残していますし、詩人にとってカモメを自虐ネタの比喩に使うというのは、よくあることなのかもしれません。
まあ、「素直な女」が好きだっていうような男はくだらないからやめとったほうがいいと思いますがね。自由に力強く飛翔するカモメは、いつの日かそんなものよりもっと素晴らしいものに出会えると思います。
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